有澤樟太郎、池井戸潤作品初ミュージカル「民王」に意気込み 乃木坂46林瑠奈は別所哲也の存在感に「本当に総理みたい」

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俳優の有澤樟太郎がこのほど、都内で行われたミュージカル『民王』製作発表記者会見に、別所哲也、豊原江理佳、林瑠奈(乃木坂46)、山崎大輝、上川一哉、福田転球、一路真輝、竹中直人、演出の永井誠とともに出席。意気込みを語った。

◆有澤樟太郎、池井戸潤作品初ミュージカルに意気込み

総理大臣の父と入れ替わってしまう武藤翔役を演じる有澤は「政治痛快コメディということで、ミュージカル界に新しい風穴を開けたいと思っています。新しいジャンルを切り開きたいと思っています!」と意気込み。続けて「みなさんをこのミュージカルで元気にしたい。観に来てくれた人を笑顔にしたい、という大きな自分の目標がこのミュージカルで叶う気がして。そのぐらい力を持った池井戸潤さんの作品です」と声を弾ませ「もう既に稽古が始まっていますけど、みなさん本当に目がキラキラしていて。僕自身もたぶんキラキラしているんだろうな、と思いながら、本当に楽しく稽古をさせていただいています」と語った。

有澤は「この作品のお話を聞いたときに、プロデューサーさんから『ぴったりな役がある』と言われて」と打ち明け「まだ本を読む前だったので、あらすじだけ見ると『どうしようもないバカ息子』とか、そういうキャッチフレーズがあったりして。『僕、そういう役結構多いんだよな』と思ってた」と回顧。しかし、台本を読み進めると「すごくいい役」だと思ったそうで「ここまでピュアな男が、かっこいいとか胸を打つ瞬間ってあるんだ、って。日本に一番必要なのはこういう男なんじゃないかなとさえ思ってしまうようないい役」と笑顔を見せた。有澤は「そういう役を自分に合うと言ってくれたプロデューサーさんに感謝しちゃって。感動しました」としみじみ。「自分にそういうピュアさがある、と、今回はしっかり自分で思い込んで、みなさんの心を動かしたいと思います」と言葉に力を込めた。

翔の父親・武藤泰山役の別所は有澤について「今回は入れ替わっちゃうんです。そこで毎日じっくり有澤樟太郎を観察しています。よく食べます。ごはんを」と説明。翔と有澤が重なる部分があると言い「まっすぐな熱血漢な魅力。まっすぐさと熱い感じが伝わってきて、素敵だなと思っています」とほほ笑んだ。

◆林瑠奈、別所哲也は「本当に総理みたい」

起業家でもある女子大生・南真衣を演じる林は、本作がミュージカル初挑戦。「初めてのことで慣れないことも多いですけれども、錚々たるみなさんとご一緒できるということで、たくさん吸収しながらみなさんに良いエンターテインメントをお届けできるように精進してまいります」と意気込んだ。

稽古中のエピソードを林は「みんなで作っていくという意識がすごく強い現場だな、と感じていて、すごく温かいなと思っています」とニッコリ。さらに「別所さんが総理を演じられているんですけど、いらっしゃるだけでどっしり構えてくださっているので、本当に総理みたいに見えてくる瞬間が稽古場でもたくさんあって」と明かし「その安心感に引っ張ってもらいながら私もがんばれているな、と感じています」と信頼を寄せた。

役作りに関しては「真衣ちゃんは大学生でありながら起業家という役どころなんですけど、私も昨年度までは実際に大学に通っていたので、そのときの気持ちを思い出しながら、学生ってどうだったっけな?って考えながら演じています」と話していた。

◆ミュージカル「民王」

本作は、2010年に刊行された池井戸潤による長編小説。ひょんなことから内閣総理大臣と大学生の息子の心と体が突然入れ替わり巻き起こる混乱を、社会や政治への皮肉や風刺を絡めて描いたコメディ小説で、2010年に単行本、2013年に文藝春秋より文春文庫版、2019年KADOKAWAより角川文庫版が刊行され、人気を博した。また、2015年にテレビ朝日系にて初のドラマ化がなされ、さらに2024年にはテレビドラマオリジナルストーリーとして「民王R」が放送。全世代幅広く、圧倒的な支持を受ける「池井戸潤小説」が、この度はじめて舞台化することが決定。このミュージカルが記念すべき第一作目となる。(modelpress編集部)

◆池井戸潤コメント

私にとって初の舞台、そして初のミュージカルとなりました『民王』。角野隼斗さんら音楽界の俊英によって紡ぎ出された華やかな楽曲に彩られ、素晴らしい舞台になる予感しかありません。先日は、キャスト、スタッフ、関係者が一同に会する「顔寄せ」というセレモニーにも参加させていただき、皆様の情熱、才能に感服いたしました。あらためて、この作品を取り上げていただいたことを嬉しく思います。千穐楽までの長い日々、ひとつひとつの舞台が眩しく輝きますよう、脚本のツバキミチオ共々、祈念してやみません。

池井戸潤

◆角野隼斗コメント

『民王』の音楽を担当することが決まった時、正直、自分に何ができるだろうかと不安な気持ちもありました。ですが作曲を進めていくうちに、一筋縄ではいかないこの作品の、笑い、皮肉、感動、さまざまな表情が音楽の中で少しずつ立ち上がってきて、ワクワクは増していくばかりでした。ひとつひとつの曲は、キャストの皆さんの声が乗って初めて命が吹き込まれるものです。きっと僕は、この初演を誰よりも楽しみにしている一人です。