【ワシントン、カイロ時事】トランプ米大統領は20日、SNSで「イランは米兵を殺害するたびに、何倍もの代償を払うことになる」と警告した。イランが先週行ったヨルダンとイラクへの攻撃に際し、米兵3人が死亡、1人が行方不明となった。
米CNNテレビなどは、仲介国が緊張緩和に向けて「10日間の停戦」を提案したと伝えた。ただ、トランプ氏は米兵死亡の報復に焦点を当てているといい、米軍は20日も10日連続でイランを攻撃した。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、イランは7日以降、周辺国ヨルダン、クウェート、バーレーン、カタールの米軍施設を標的に攻撃を継続。米兵の死傷者がさらに増えれば、米軍によるイラン攻撃がさらに激化する可能性がある。
イランのペゼシュキアン大統領は20日の声明で「イランは全面戦争の真っただ中にある」と指摘。対米交渉を主導するガリバフ国会議長も「米国は新たな軍備を持ち込みながら、戦争を止めたいと言っている。行動は主張を裏付けるものでなければならない」と批判した。