安倍晋三元首相が奈良市内で街頭演説中に銃撃され死亡した事件は、8日で4年を迎えた。現場の近鉄大和西大寺駅前に献花台が設けられ、訪れた人々が安倍氏の遺影に手を合わせ冥福を祈った。
献花に訪れた自民党奈良県議の荻田義雄さん(78)は当時、県連幹事長として安倍氏の数メートル隣にいた。「2発目の銃撃音の後、地面に倒れ込む安倍元首相の姿は今でも鮮明に覚えている。残された者の使命として事件を語り継いでいかねば」と述べた。
今年で3回目という奈良市の保育士山田瑠美さん(60)は「安倍さんには演説で握手してもらったことがある。亡くなったのは無念で、悲しみが消えることはない」と話した。
〔写真説明〕安倍晋三元首相銃撃事件から4年を迎え、現場の近鉄大和西大寺駅前に設けられた献花台で安倍氏の遺影に手を合わせる人=8日午前、奈良市