アメリカ空軍は2026年6月29日、B-2「スピリット」ステルス爆撃機を使用した実弾による演習で、長距離対艦ミサイル「LRASM」の発射実験に成功したと発表しました。
アメリカ軍の太平洋戦略の変化を受け
アメリカ空軍は2026年6月29日、B-2「スピリット」ステルス爆撃機を使用した実弾による演習で、長距離対艦ミサイル(Long Range Anti-Ship Missile:LRASM)の発射実験に成功したと発表しました。
LRASMは、遠距離から敵艦艇を探知・攻撃・撃破するために設計された対艦ミサイルです。亜音速で飛行し、射程は約900kmあるとされています。現状では一部部隊が限定的に装備していますが、完全な運用が開始されれば、アメリカ軍の海上打撃作戦における中核的な装備になると見込まれています。
アメリカ軍では、特に西太平洋での大規模な海上戦を想定し、大型爆撃機による対艦攻撃を重視しています。今回のB-2による発射実験は海上脅威への対処能力を大きく前進させる重要な一歩となりました。
なお、後継機となるB-21「レイダー」に関しても同様に、長距離からの対艦攻撃の役割が与えられるとみられています。