イランの無人機をコピーしたアメリカ軍の無人機、さらに“AI化”へ 自爆型をコスパ抜群の“知能型”に!?

世界の空調市場、生成AIに期待

イランが世界に広めた自爆攻撃型ドローン「シャヘド136」は、アメリカのハイテク技術の投入により「安くて賢い」兵器に進化しようとしています。

シンプルな自爆攻撃型ドローンをAIで賢くする!

 アメリカ軍はイラン攻撃において、そのイラン製の自爆攻撃型ドローン「シャヘド136」をコピーした「LUCAS(Low-Cost Uncrewed Combat Attack System:低コスト無人戦闘攻撃システム)」を投入し、大きな話題となりました。このLUCASにAIを搭載し、複数機が連携する複雑な作戦能力を与える試みがスタートしました。

 アメリカのドローン・AI企業であるシールドAI社は2026年5月19日に、LUCASにAI自律飛行ソフトウェアを統合する企業として選ばれたことを発表しました。

 LUCASは、低コストの機体を多数同時に投入することで敵の防空網を圧倒することを目的としていますが、同社は発表のなかで「協調できない大量の無人機の価値は限定的」であると述べています。

 計画では、システムが航法や機体間の連携を管理することで、一人の操縦者のもとで、複数の機体を1つの“群れ(スウォーム)”として運用することが想定されています。

 あくまで攻撃の最終判断は人間の操縦者が下すものの、各機が操縦者の指示を待たず、自律的に探知や判断を行うことで、探知から攻撃までの時間(いわゆるキルチェーン)を大きく短縮することができるでしょう。

 イランで生まれたシンプルな自爆攻撃型ドローンは、アメリカの手によって安価ながら、より“知能化”された姿に生まれ変わろうとしています。