「共通の価値守る同盟を」=チャールズ英国王、米議会で関係修復訴え

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 【ワシントン時事】チャールズ英国王は28日、米議会の上下両院合同会議で演説し、「われわれの同盟が共通の価値観を守り続けることを心より願っている」と述べ、亀裂が深まる米英関係の修復を呼び掛けた。また、ロシアの侵攻からウクライナを守るため、「不屈の決意」が必要だと訴えた。
 英君主が米議会で演説したのは、国王の母、故エリザベス女王が1991年に訪米した時以来で2度目。党派対立が先鋭化する米議会だが、この日は「特別な関係」を持つ英国の君主を与野党議員が温かく迎え入れ、演説中もスタンディングオベーションで国王をたたえた。
 国王は演説で、欧州や中東で続く紛争が「国際社会に重大な挑戦を突き付けている」と指摘。「予測不可能な環境下で、われわれの同盟は過去の功績に安住することはできない」と警鐘を鳴らし、安全保障や経済、新興技術、環境保護などで協力の強化を求めた。 
〔写真説明〕28日、ワシントンの米議会で演説するチャールズ英国王(AFP時事)