JR四国の新型「3600系」のデビュー日が決定。国鉄形ディーゼル気動車の「王国」が一気に近代化しそうです。
「ほぼ電車」な気動車3600系
JR四国は2026年4月28日、新たに導入するハイブリッド式車両「3600系」が6月27日から運転を開始すると発表しました。当日は徳島駅で一般参加の試乗会や出発式が行われたのち、14時30分発の普通列車阿南行きから営業運転を開始します。
3600系はディーゼルエンジンで発電した電力で、モーターを回して走るJR四国初のハイブリッド車両で、徳島地区の高徳線・牟岐線・徳島線で普通列車として導入されます。ディーゼルエンジンで走る既存の気動車と比べれば、仕組み上「電車」に近い車両です。
静粛性や環境性能は大きく向上するほか、室内照明はLEDで明るく、バリアフリー対応設備として車いすスペースや車いす対応トイレも備えます。
3600系は老朽化したローカル気動車の置き換えを目的としており、2両1編成を35編成、計70両の導入が予定されています。まずは徳島地区に集中配備され、県内すべての路線が非電化である徳島県の鉄道が大きく近代化される見込みです。