高値が続いたホタテ、サーモン業界に異変が発生

高騰を続けるボイルホタテやホタテ貝柱などのホタテ業界と、トラウトサーモン、アトランティクサーモン、銀鮭などのサーモン業界の動きの動向をご紹介します。ホタテ類は国内加工であるため、青森や北海道のメーカーが在庫を持っていますが、価格が2倍近く上がり量販店が定番カットや特売での拡販の取りやめた為、在庫が減らない状況が続いています。特にホタテ貝柱はアメリカが自国で製造し始めたため輸出が止まり、在庫が減らない状態だといいます。その為ボイルホタテ類は5%刻みで段階的に値下げ始めました。ホタテ貝柱は20%以上の値下げを実施しています。それでも量販店への供給は止まったままで、膨らんだままの在庫を減らすために苦戦が続いています。

一方サーモン類はチリの養殖のため、現地から仕入れ輸入した在庫が高値で売れず、停滞したままです。サーモン類も量販店が定番カットや特売とりやめなどが大きな要因です。サーモン類は輸入商社などが在庫を持っているため、企業の長期在庫ルールがネックになっています。在庫が3か月以上停滞すると、冷蔵庫の保管料もかさみ、支払サイト、入金サイトのバランスも崩れます。その為3か月を超える停滞在庫は輸入商社などでは悪とされています。5月6月に輸入したサーモンの在庫が減らない為、商社は多少損をしてでも減らそうと価格を下げています。

政府の物価上昇の政策は想定外の理由でデフレに逆戻りしている実態です。国内では食べ物は豊富にあり飽食です。高くなった魚は買わなくても別の食べ物があるというお客の購買行動の現れです。

[写:Yutaka Tsutano@fliker]


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