テネリフェ(スペイン2部)に所属するスペイン人FWヘスス・デ・ミゲルが、試合中に重傷を負い、集中治療室(ICU)で治療を受けているようだ。2日、スペイン紙『アス』や同紙『マルカ』、イギリスメディア『BBC』などが伝えている。
2日に行われたラ・リーガ・ハイパーモーション(ラ・リーガ2部)第12節でテネリフェとアンドラが対戦。2-2で迎えた後半アディショナルタイムにカウンターから勝ち越しゴールを狙うために、デ・ミゲルが後ろから蹴られたボールをコントロールしようとしていたところ、ボールをクリアしようとセンターサークル内まで飛び出してきたGKヘスス・オウォノと衝突。GKオウォノのひざがデ・ミゲルの胸に衝突した模様で、デ・ミゲルはピッチ上で動かなくなり、医療スタッフによる処置を受けた後、救急車で病院へ搬送された。
両チームの選手たちはこの事態に大きなショックを受け、デ・ミゲルのチームメートの中には涙を流す者もいた模様で、主審はGKオウォノにレッドカードを提示した後、試合は打ち切りとなった。
デ・ミゲルの容体が心配されているなか、報道によると、同選手は衝突の後に肺停止状態に陥ったものの、救急車内で医療スタッフによる心肺蘇生術(CPR)が行われた結果、脈拍が回復したという。容体は安定したと見られるデ・ミゲルは現在、自力で呼吸しているが、依然として意識は戻っていない模様で、必要な医療検査が完了次第、最初の診断報告が発表される予定であることが伝えられている。
このような状況を受け、テネリフェは声明を発表。「テネリフェの選手であるヘスス・デ・ミゲルは、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・カンデラリア大学病院の集中治療室(ICU)に入院した。容体は安定しているが、依然として深刻な状態である。現在、医療スタッフが病院で対応にあたっていて、新たな情報が入り次第、随時報告する」と伝えている。
また、対戦相手のアンドラも「今日の試合中に起きた深刻な出来事を受け、ヘスス・デ・ミゲルに心からのエールと祈りを送る。一日も早い回復を願っている。選手本人、ご家族、そしてテネリフェの皆さんに、温かい抱擁を送る」と声明を発表している。