10人のパレスを圧倒…デ・ゼルビ監督「ここ2〜3季を変える。3連勝では不十分」

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 トッテナム・ホットスパー(スパーズ)を率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、10月31日のプレミアリーグ第9節クリスタル・パレス戦を振り返った。同日にイギリスメディア『BBC』が伝えた。

 2シーズン連続17位の屈辱を受けて今夏に大型補強を敢行したスパーズだが、開幕6試合未勝利とスタートダッシュに失敗。それでも第7節コヴェントリー戦で待望の初勝利を掴むと、前節は鬼門の敵地でチェルシーを撃破。そして今節は開始早々に退場者を出したクリスタル・パレスを相手に2-0の完勝を収めた。2025年2月以来のリーグ戦3連勝となり、暫定8位に浮上した。

 データサイト『Opta』によると、スパーズはシュート34本を放ち、被シュートはわずか2本。このシュート数の差「32本」は、Optaが記録を取り始めた2003-04シーズン以降、スパーズが記録した中で最大となった。さらにスパーズのボール支配率は79.4パーセントに達し、2019年8月のニューカッスル戦で記録した80.2パーセントに次いで、プレミアリーグの試合ではクラブ史上2番目の高さとなった。

 デ・ゼルビ監督は試合後、『BBC』の『マッチ・オブ・ザ・デイ』に対してコメント。「私たちは情熱を見せた。集中力や注意力を切らさなかった。ボールを失ったときのリアクションも素晴らしかった」と選手たちを称賛。「もっと得点できたはずだが、多くのチャンスを作った。特に試合のファイナルサード、とりわけフィニッシュの場面では、もっとしたたかにならなければいけない。厳しい試合になることは事前に分かっていたので、満足している」と、決定力は磨く必要があるものの、しっかりと結果を残したことに満足感を示した。

 そしてデ・ゼルビ監督は、今後もこのメンタリティを保ち続けることが復活の鍵になると語った。

「いいかい、私たちはトッテナムなんだ。野心を持つこと、ハングリーであること、連勝すること、そしてファンを幸せにすることを忘れてはならない」

「同時に、2週間前に順位表のどこにいたのかを忘れてはいけない。このクラブのここ2〜3シーズンを変えるためにね。3連勝では不十分だ。この振る舞い、この精神を保ち続けなければならない。すべての試合に同じように臨むという姿勢をだ」

「(9月〜10月の)代表ウィーク明けに、みんなで率直に話し合い、すぐに雰囲気を変えようと決めた。フットボールでは時間を求めることはできないからだ。特に、私たちのように良い選手が揃っているなら尚更だ。何かが変わったわけではないと思うが、雰囲気や精神、選手たちとの関係はまったく違うものになっている」

 3勝3分3敗、得失点差もプラマイゼロとなり、ようやくスタート地点に立ったスパーズ。次節は7日に行われ、MF田中碧が所属するリーズと敵地で対戦する。

【ハイライト動画】スパーズvsクリスタル・パレス