もはや“走る凶器”時速92km電動キックボード出現で驚き「危険すぎる」の声も フランス

”滝のように降る雨”増加傾向に

フランス国家憲兵隊は2026年10月29日、時速92kmという高速で走行していた電動キックボードの運転者を摘発したと発表しました。

トンデモない速度が出ていてビックリ

 フランス国家憲兵隊は2026年10月29日、時速92kmという高速で走行していた電動キックボードの運転者を摘発したと発表しました。

 事件は10月27日、フランス南東部のアルプ=ド=オート=プロヴァンス県にあるオレゾンという町で発生しました。憲兵隊の説明によると、違反した電動キックボードに乗っていた男性は、一般車両が通行する公道を自動車に混じって走行していたため、停止を求められ、事情を聴かれたとのことです。

 フランスの法律では、重大事故を防止する観点から、電動キックボードの最高速度は時速25kmに制限されています。そのため、今回の車両はモーターの速度制限装置(リミッター)を解除していたとみられています。なお、違反車両は憲兵隊によって押収されました。

 国家憲兵隊の公式SNSでは、実際に時速92kmを記録しているスピードメーターの写真も公開されています。

 投稿には、「このようなスクーターは、誰にとっても走る凶器」「時速90kmで走るスクーターは、時速90kmで走る自動車よりもはるかに危険」「一部の人々は本当に無知だ。交通事故の悲惨さを目の当たりにさせるため、交通安全教育施設に連れて行くべきだ」といった、危険な走行を批判するコメントが寄せられました。

 なお、フランスでは2023年3月、電動キックボードによる死亡事故や重傷事故の増加を受け、全国的な規制強化策が発表されました。これにより、利用可能年齢が12歳から14歳に引き上げられたほか、交通違反に対する罰則の強化や危険運転への取り締まり強化などが進められています。

 また、従来は推奨にとどまっていたヘルメットの着用についても、一部の都市では義務化されるなど、規制が強化されています。

 ちなみに、フランスでは国家憲兵隊が郊外の幹線道路や高速道路の交通取り締まりを実施しています。

【ホントだ…】時速92kmをたたき出し押収されたキックボード(画像)