【アトランタ時事】茂木敏充外相は30日、米南部ジョージア州アトランタで、米国のルビオ国務長官、韓国の趙顕外相と日米韓外相会合を行った。3外相は北極圏での協力強化を目指し、「北極太平洋パートナーシップ」に関する協力覚書に署名した。
覚書によると、3カ国は「北極太平洋に関する日米韓作業部会」を設置。海上の安全や緊急時の対応について理解を深め、経済連携の潜在的な可能性に関して意見を交わす。北極海航路の整備・活用などで連携を進める中国とロシアに対抗する狙いがあるとみられる。
3外相はまた、北朝鮮の核・ミサイル開発の資金源とされるサイバー活動への対処で連携していくことを確認。日本人拉致問題の解決に向けた連携も申し合わせた。
中国を念頭に「力・威圧による一方的な現状変更の試み」についても意見交換し、引き続き緊密に連携していくことで一致した。
〔写真説明〕会談に臨む(右から)茂木敏充外相、米国のルビオ国務長官、韓国の趙顕外相=30日、米南部ジョージア州アトランタ(外務省提供・時事)