警察官装い現金保管場所助言=電話でニセ防犯指導、空き巣被害に―警視庁が注意喚起

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 警察による防犯指導を装った電話で現金保管場所の助言を受けた後、空き巣被害に遭ったケースが確認され、警視庁が注意を呼び掛けている。匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による新たな窃盗の手口とみられる。
 同庁匿名・流動型犯罪グループ対策本部によると、8月21日午後2時ごろ、東京都内の90代女性の携帯電話に、郵便局員を名乗る人物から「香港に不審な郵便物を送ろうとしていませんか?後ほど静岡県警から電話があります」と連絡があった。その後、同県警をかたる男から電話があり、現金や貴重品の保管状況を聞かれた上で、防犯指導と称して「現金や貴金属は気付かれにくい冷蔵庫にしまった方がいい」と助言された。
 さらに同じ男から連日電話があり、現金などの保管状況や外出状況を確認され、女性が翌日の通院予定を伝えると、外出中に空き巣被害に遭った。助言通りに冷蔵庫に隠していた現金約100万円が盗まれたという。
 郵便局員と警察官を装った電話はそれぞれ「+」で始まる国際電話と、050で始まるIP電話からかかってきたという。
 同本部の担当者は、犯人側はあらかじめ現金の保管場所を把握することで、侵入後に探す手間が省け、短時間で効率的に盗み出すことができると指摘。その上で、「警察官が現金の保管場所を聞き出すことはない。知らない番号には応答せず、外出予定や資産などは相手に伝えないで」と呼び掛けている。 
〔写真説明〕警視庁によるニセ警察官に関する犯罪の注意喚起(同庁ホームページより)