元仏代表DFマテューが現役引退後のうつ病告白…「ケガのせいで、サッカー後の人生を計画する時間が持てなかった」

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 元フランス代表DFジェレミー・マテュー氏が、現役引退後にうつ病を患っていたことを明かした。

 現在43歳のマテュー氏は現役時代にソショー、トゥールーズ、バレンシア、バルセロナ、スポルティングでプレー。フランス代表としても通算5試合に出場した左サイドバック。2020年にはヒザの前十字靭帯断裂の重傷を負ったことを理由に、36歳での現役引退を決断していた。

 ただ、引退後の生活は決して順調な滑り出しとは行かず、精神的に非常に厳しいものになっていたという。

 フランスメディア『So Foot』のインタビューに応じた元フランス代表DFは、ケガによる自身も予期しないタイミングでの引退によって、うつ病を患うまで難しい状況にあることを明かした。

「スポルティング在籍時に負傷して以来、状況は複雑になった。2020年、前十字靭帯断裂を機に現役を引退することになったんだ。すべてが突然、終わりを告げた」

「その後にうつ病を患っていんだ。ただ、それは隠すようなことではないよ」

 マテュー氏によると、「ケガのせいで、サッカー後の人生を計画する時間が持てなかった」ことが精神的に自身を追い込んだ理由の一つで、以降は4年間ずっと悩み続け、「完全に途方に暮れていた」という。

「ずっと家に引きこもっていたよ。たまに外に出ることはあっても、長くはいられなかった。ただソファに座り、テレビの前でスマートフォンを眺めるだけ。サッカーへの興味さえ失っていた。試合を前半だけ見て、もし同点ならチャンネルを変えてしまうといった具合さ。ソファから立ち上がって家の中を歩き回り、ため息をつく……そんなことの繰り返しだった」

 なお、お金よりも人とのつながりが人生において重要だと語る同氏は、少しずつ病状も回復に向かい、昨年にはチャリティーマッチに出場するなど、セカンドキャリアへ気持ちを切り替えているようだ。