Jリーグは29日、藤枝MYFCを率いる槙野智章監督に対し、2試合のベンチ入り停止処分および罰金10万円を科すことを発表した。
処分の対象となったのは、10月24日に行われた2026/27明治安田J2リーグ第13節の藤枝MYFC対徳島ヴォルティスの試合終了後に実施されたフラッシュインタビュー。同監督が審判員に対して不適切な発言を行ったことが、Jリーグ規律委員会で確認された。槙野監督の発言は、日本サッカー協会(JFA)の「競技及び競技会における懲罰基準」における「2-8. 審判員の判定に対する悪質な抗議」に相当すると判断された。同基準では最低1試合のベンチ入り停止が定められているが、槙野監督は試合中にも異議による警告を受けていた。また一般に公開されるインタビューの場で審判批判を繰り返したことについて、審判員に対するリスペクト精神に著しく欠ける言動として加重要素に該当すると判断され、1試合を追加した計2試合のベンチ入り停止処分と罰金10万円が科された。
槙野監督は、10月31日に行われる第14節のブラウブリッツ秋田戦、11月3日の第15節ジュビロ磐田戦でベンチ入り停止が決定。この2試合は、太田吉彰ヘッドコーチが暫定的に指揮を執る。
藤枝MYFCはクラブ公式サイトを通じて「このたびは、徳島ヴォルティス戦の試合後インタビューにおける槙野監督の発言により、審判員の皆様をはじめ、Jリーグ、ファン・サポーターの皆様、関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。サッカーは選手、指導者、審判員をはじめ、多くの関係者によって成り立つ競技であり、それぞれがお互いを尊重することが大切です。クラブに関わる全てのスタッフ・選手は、あらためて相手への敬意をもって行動し、その姿勢を徹底してまいります。藤枝MYFCは今後も関係する皆様との対話を重ね、より良い競技環境の実現と日本サッカー全体の競技力向上に寄与してまいります」と声明を発表した。