マンチェスター・ユナイテッドを率いるマイケル・キャリック監督が、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスとの会話の場を設けたようだ。28日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。
公式戦8試合未勝利と苦境が続くマンチェスター・ユナイテッドにおいて、キャリック監督とキャプテンを務めるB・フェルナンデスの確執は大きな問題となっている。1-4で惨敗したチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節コモ戦後、B・フェルナンデスは「マンツーマンでプレスをかけず、あえて後方にスペースを残すという判断はスタッフによるものだ。しかし、ボールを持たせすぎると自信を与えてしまう。こちらは走り回らされ、フラストレーションが溜まる」などと語り、指揮官の戦術を公然と批判した。
これに対し、キャリック監督は「後半にマンツーマン気味のプレスをかけたが、結果としてそこから失点してしまった。どんな戦術を採用しようと、守備に戻る走りを怠れば勝つことなんてできない」と反論し、チームの姿勢そのものを問題視。その後、キャリック監督は直近のボーンマス戦でB・フェルナンデスをスタメンから外し、最後まで起用しなかった。
ボーンマス戦にも敗れたことでますます立場が厳しくなったキャリック監督だが、マンチェスター・ユナイテッドは解任に踏み切らず、現地時間31日のチェルシー戦でも引き続き指揮を執ることに。そして、現地時間27日には練習施設内でB・フェルナンデスと非公開の話し合いを行い、互いが抱えていた問題についての率直な意見交換を行なったようだ。
B・フェルナンデスがキャリック監督に謝罪したかは定かではないが、関係改善に向けて互いが一歩歩み寄ったことは間違いなさそうだ。『BBC』や『スカイスポーツ』はこの会話によって、B・フェルナンデスがチェルシー戦でスタメンに復帰する可能性があると報じている。
なお、キャリック監督とB・フェルナンデスの個別対話に加え、チーム全体でのミーティングも行われた模様。今シーズン開幕から期待を下回るパフォーマンスが続いていることを再認識した上で、早急な改善に向けた決意を固めたようだ。