冨安&鎌田所属のパレスが“背水の陣”へ?…トッテナム戦の結果次第で指揮官解任の可能性も

頻発する内水氾濫を防ぐには?

 2人の日本代表選手を擁するクリスタル・パレスは、シーズン序盤にして大きな岐路に立っているようだ。

 FAカップとヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)制覇に導いたオリヴァー・グラスナー監督(現:ノッティンガム・フォレスト)が昨シーズン限りで退任し、今夏にピエール・サージュ新監督を招へいしたクリスタル・パレス。しかし、冨安健洋と鎌田大地を擁するチームはプレミアリーグで2勝1分5敗の17位に沈み、失点数はリーグワーストの19となっている。

 直近ではブライトンに0-5、ニューカッスルに0-2と無得点で連敗を喫したことで、指揮官の立場はますます厳しいものに。今後もパフォーマンスが改善されない場合、クラブは監督交代も検討する構えであり、すでに後任候補としてショーン・ダイチ氏やトーマス・フランク氏らの名前が浮上している。

 サージュ監督にはもはや一刻の猶予もないのかもしれない。イギリス紙『ガーディアン』が報じたところによると、クリスタル・パレスのスティーブ・パリッシュ会長はヨーロッパリーグ(EL)やカラバオ・カップを含めた過密日程を考慮し、ニューカッスル戦後の解任を見送る決断を下したとのこと。しかし、現地時間11月1日に控えるプレミアリーグ第9節トッテナム・ホットスパー戦で敗れて3連敗を喫した場合、大鉈を振るう可能性があるという。

 指揮官の進退問題を巡ってクラブ上層部の意見が割れる中、サージュ監督は依然として主力選手たちからの支持を受けているが、自身の運命を左右する重要な一戦が迫っていることに変わりはないと『ガーディアン』は指摘。直近2連勝を含めて3戦無敗と復調傾向にあるトッテナム・ホットスパーを相手に結果を残し、状況を好転させることができるだろうか。