ゴロンと「寝台サウナ」 吊り革にぎって「立ちサウナ」 引退車両改造の「サウナ電車」詳細明らかに

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富士急行の引退車両を活用した日帰りサウナ施設「サ電(SADEN)」の詳細が明らかに。

「サ電」3室のビジュアル公開

 富士急行とピカは2026年10月23日、日帰りサウナ施設「サ電(SADEN)」に設ける各サウナ室のビジュアルを公開しました。

「サ電」は、富士急グループが推進する「富士急サウナリゾート」の新たな取り組みとして、引退した1000系電車(1001号編成、元京王5000系)を使い、2026年12月中旬に富士急行線の下吉田駅(山梨県富士吉田市)で開業する計画です。

 同社によると営業運行を終えた電車車両をサウナ施設に活用する試みは日本初といいます。施設の運営は、富士急グループでアウトドアリゾート事業を展開するピカが担います。

 車内は大きく三つの部屋に分かれます。

「普通列車サウナ」は向かい合うベンチシートや吊り革など、普段乗っている電車のようなレイアウトを採用したメインサウナ室です。吊り革につかまる「立ちサウナ」が可能。窓際には、実際の駅のホームや行き交う電車を眺められるカウンター席も設け、「肘をついて電車を待つようにぼーっと過ごす時間」を楽しめるといいます。薪ストーブの熱を心地良く楽しんでもらえるようなセッティングを検討中です。

「寝台列車サウナ」は、寝台列車をモチーフにした2段ベッドのサウナ室です。ゴロンと横になって「寝サウナ」を楽しめます。熱さをしっかり感じるなら上段、穏やかな熱さなら下段というふうに使い分けができます。電気ヒーターでセルフロウリュも楽しめます。

「水風呂列車」は、深さ約70cmの水風呂を設け、「普通」と「寝台」のサウナと行き来できます。車両のすぐそばには踏切をモチーフにしたガッシングシャワーも設ける予定で、冷え込んだ冬場には、水風呂をスキップしてシャワーで体を冷やし、そのまま外気浴でクールダウンもできます。

 今後、開業に向けて具体的な開業日や営業時間、料金、予約方法などが発表される予定です。