フリートウッド・タウン(イングランド4部)に所属するイングランド人GKジェイ・リンチが、PK戦の末に勝利したアーセナル戦を振り返った。
カラバオ・カップ4回戦が27日に行われ、フリートウッド・タウンはホームでアーセナルと対戦。21分にアーロン・ブラッドリー・ルーパロビが先制点を決めると、50分にはヴィクトル・ギェケレシュに同点弾を許したが、1-1のままで90分が終了したことでPK戦に突入。4人目のキッカーを務めたブルーノ・ギマランイスのシュートをGKリンチがストップすると、5人全員が成功したフリートウッド・タウンが5-3でPK戦を制して、準々決勝進出を決めた。
この結果、リーグ2(イングランド4部リーグ)で24チーム中18位と苦戦しているフリートウッド・タウンだが、プレミアリーグの昨季王者であるアーセナルに勝利するというカラバオ・カップ史上最大級の番狂わせを演じることに成功した。
なお、イギリスメディア『Squawka』によると、アーセナルは現役のプレミアリーグ王者として4部リーグに所属するチームにリーグ・カップで敗れた初のチームになったという。
勝利に大きく貢献を果たしたGKリンチは試合後、イギリスメディア『スカイスポーツ』のインタビューで「守備陣に指示を出し続けていたせいで、声が枯れてしまったよ」と明かしながら、勝利を手にした喜びを爆発させた。
「チーム全体が試合を通して素晴らしい戦いぶりを見せてくれた。イングランドのチャンピオンを破ったのだから、選手たちを称えるべきだ。昨年、グリムズビーがマンチェスター・ユナイテッドを破ったことに勇気づけられた。あの時の状況と重ね合わせていたんだ」
「フリートウッドらしい夜だった。嵐になることは予想していたし、コンディションが悪くなることも分かっていたので、それが僕たちに有利に働くかもしれないと考えていた。クラブにとっても、この街にとっても、本当に素晴らしいことだ。正直なところ、皆にとってこれ以上ないほど大きな意味を持つ出来事だよ」
【ハイライト動画】4部フリートウッド・タウンがPK戦の末にアーセナルを撃破