計画から半世紀 大阪の「線路沿いの道」の新規区間がついに一部開通! 「駅前の大渋滞」緩和なるか

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大阪府泉南市で整備が進められていた都市計画道路「砂川樫井線」の一部区間が開通します。これにより周辺渋滞の緩和も期待されています。

線路沿いから北へ逸れる「新設区間」がつながる

 大阪府泉南市は2026年10月、市内で整備中の都市計画道路「砂川樫井線」の新家(しんげ)工区が11月25日に開通すると発表しました。

 砂川樫井線はJR阪和線の和泉砂川駅西口から大阪方面へ線路沿いに進み、UR都市機構の泉南一丘団地を過ぎて北へ進路を変え、泉佐野市へ通じる路線として計画されています。開通するのは、一丘団地から北へ逸れて新家川を渡る新設区間で、これまで通行止めだった部分も含め約700m弱が供用されます。

 今回の開通は、周辺の渋滞緩和に大きな期待が寄せられている部分でもあります。それは、開通箇所の終点から東へ約300mほどのところにある「新家」交差点、およびJR新家駅前の慢性的な渋滞です。同交差点は国土交通省の大阪地区渋滞対策協議会で、今回の開通によって「対策完了」の予定箇所にリストアップされています。

 新家交差点は阪和線沿いの幹線道路である府道「大阪和泉泉南線」が南へ進路を変える箇所で、そのすぐ南側に新家駅の踏切があり、慢性的な渋滞が発生しています。

 砂川樫井線(新家工区)の開通により、新家交差点から線路の北側を通り、跨線橋で線路の南側に出て大阪和泉泉南線に接続するバイパスルートが完成するため、渋滞の緩和が期待されています。

 この砂川樫井線は1973年に都市計画決定したものの、未だ整備途上の路線です。和泉砂川駅から続く線路沿いの区間についても、駅前の用地確保が未了のため、2025年に一部区間を一方通行で供用するなどしています。

 開通する新家工区について山本優真市長は、SNSでも「長年要望を受けていた新家駅の渋滞緩和」が「50年越しの開通」で実現するとアピール。市民からは「ほんまに待ってました」「早く砂川駅方面も全面開通して欲しい」といった声が寄せられています。