トヨタ工場の裏に「新道」10月開通! 「大型バイパス」26年度開通への布石に? 変わるクルマの流れ

日本の造船業、グループに集約?

愛知県豊田市で新たな市道が開通。今年度に予定されている大型バイパスの開通を見据えた動きといえそうです。

「豊田南バイパス」延伸に先立ち“ナイスな市道”が開通!

 愛知県豊田市が市の西部地区で整備を進めてきた市道(豊田西部2号線)の新設区間約700mが、10月31日(土)に開通します。この区間は、2026年度に予定されている国道155号「豊田南バイパス」の延伸にあたり、周辺地域からバイパスを使いやすくする整備の一つといえそうです。

 市道の場所は、豊田南バイパスの終端部に位置するトヨタ貞宝工場の西側で、そこから、みよし市の住宅街である三好丘、さらには東名三好ICへ出やすくなります。ちなみに、トヨタは貞宝地区のゴルフ場、貞宝カントリークラブの位置に新たな工場を建設する予定で、新規開通する市道はまさにそのアクセス道路の一部になります。

 豊田南バイパスは、伊勢湾岸道の豊田南IC付近から北東の豊田市街へ向かう12.9km。別途整備中の国道153号「豊田北バイパス」と一体になり、東海環状道の豊田勘八ICまでをショートカットする計画です。既存開通部は市街地を高架または掘割で貫き、ほぼ信号ナシで移動できる高規格道路となっています。

 このうち、豊田南バイパスは2026年度に延伸して全線開通を迎える予定です。豊田北バイパスも一部の工事はかなり進んでいます。

 豊田南・北バイパスは豊田市街のバイパスというだけでなく、愛知県内をナナメに横断して知多半島の衣浦港へ至る地域高規格道路「衣浦豊田道路」の一部を構成します。なお、知立市街を高架で抜ける有料道路「衣浦豊田道路」もその一部です。

 このルート沿いには、トヨタ堤工場や元町工場、貞宝工場などが立地するほか、トヨタ系サプライヤーの工場が集積しており、拠点間の人とモノが往来する自動車産業を支える道となっています。名古屋を通らずに三河の山間部から知多半島まで直結する点でも貴重です。

 豊田南バイパスが延伸すると、前出したみよし市や、終点となる国道155号で通じる瀬戸市方面も含め、周辺地域のクルマの流れも大きく変わるかもしれません。