トッテナム・ホットスパーは現地時間19日、プレミアリーグ第7節でコヴェントリーを3-1で下し、今季初白星を手にした。試合後、勲章の先制点を挙げた元イングランド代表MFジェームズ・マディソンが、イギリスメディア『スカイスポーツ』を通して、試合前にロベルト・デ・ゼルビ監督とかわしたやり取りと、この試合に懸ける意気込みを明かした。
今季のプレミアリーグ開幕から3分け3敗と未勝利が続いていたトッテナム・ホットスパーが、2連勝中だったコヴェントリーをホームに迎えた一戦は、序盤の14分、ペナルティエリア手前の位置からマディソンが狙い澄ましたミドルシュートを沈め、ホームチームが先手を取る。後半立ち上がりには同点ゴールを喫したものの、58分、ボックス左で前を向いたエジプト代表FWオマル・マルムーシュが強烈な右足シュートを突き刺して勝ち越すと、後半アディショナルタイムには、ゴール前のこぼれ球に反応したウェールズ代表DFベン・デイヴィスにも得点が生まれ、トッテナム・ホットスパーが3-1で勝利。待望の一勝を手にした。
今季初のスターティングメンバーに名を連ね、先制ゴールで勝利に貢献したマディソンは試合後、「自分がこのチームにインパクトを与えたいと思っていた」と正直な言葉を明かす。「序盤は出たり休んだりを繰り返したが、今こそスタメンに復帰する適切なタイミングだと感じていた」からこそ、試合に向けた準備段階ではデ・ゼルビ監督と会話の機会を設け、スタートからプレーする意思を伝えたという。
マディソンについては、昨季開幕前に右ひざ前十字じん帯断裂の大ケガに見舞われ、昨シーズンほとんどの時間を棒に振った。最後にプレミアリーグでスタートからプレーしたのは、2025年4月まで遡る。復帰後もプレータイムを制限する状況が続いたものの、並々ならぬ覚悟を抱き、コヴェントリーとのゲームに臨んでいたと告白した。
「ただただ、良いプレーをしたかった。自分の長所と、前回の先発出場から、この18カ月間、チームが失っていたものを示したかったんだ」
「監督は僕に出場するよう頼んでくれて、ピッチサイドから僕のプレーを楽しみに見守りたいと言ってくれた。だから、今日の結果で、その期待に応えられたならば嬉しい。あのようなゴールはいつだって嬉しいものだからね」
レスターからトッテナム・ホットスパーに加入した2023-24シーズン以降、マディソンはピッチに立って鮮やかな輝きを放つ一方で、先のケガだけでなく数多くの負傷を繰り返してきた。今年11月の誕生日で節目の30歳を迎えるが、「このクラブのために、まだまだ多くのものを捧げられる」とマディソン。2028年6月30日まで契約を残す技巧派アタッカーは、未来を見据え、トッテナム・ホットスパーの飛翔に貢献することを誓った。
「まだ、僕にはこの先の長い年月がある。自分への自信もあり、このプレミアリーグでチームを助けることができる資質も十分に備えていると思っているよ」
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