アーセナルが畳みかける後半3発でCL連勝!…リールの上田綺世はゴールネット揺らす見せ場も足を気にして途中交代に

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 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節が現地時間13日に行われ、アーセナル(イングランド)とリール(フランス)が対戦した。

 ナポリとの初戦を白星で飾った昨季ファイナリストのアーセナル。インターナショナルマッチウィーク明けの国内リーグではリーズを破り、白星を取り戻した。対するリールはベティスに競り負けて黒星発進。直近のリーグ戦ではル・アーヴルに勝利し、こちらもいい状態で敵地へ乗り込んだ。ベティスとのCL初戦でゴールを挙げた上田綺世はスタメン起用となった。

 立ち上がりからホームのアーセナルがボールの主導権を握り、リールがカウンターで応戦する形で試合が進んでいく。1トップに入った上田は中央だけでなくサイドに流れてボールを引き出し、ボールをキープしながら味方の攻め上がりを促すなど攻め手に工夫を見せる。

 押し込む中でアタッキングサードで揺さぶりをかけるアーセナル。なかなか効果的にフィニッシュまでつなげることはできないが、20分過ぎには右サイドを起点にブルーノ・ギマランイス、ミケル・メリーノがボックス内でのダイレクトシュートで際どい場面も創出。

 一方、このピンチを凌いだリールは上田に見せ場。23分、ナビル・ベンタレブのミドルシュートがDFと味方のハコン・アルナル・ハラルドソンに当たってゴール右の上田の足元にこぼれると、これをすかさず右足でゴールネットへ突き刺す。だが、CL2戦連発かに思われたこのゴールはハラルドソンのオフサイドによって認められず。

 前半半ばから終盤にかけてはアーセナルが相手陣内のファイナルサードでボールを動かす時間が続くが、最前線のヴィクトル・ギェケレシュも効果的にチャンスに絡めず。前半アディショナルタイムにはギマランイスの鋭いシュートでゴールに迫ったが、ここはGKベルケ・エゼルの好守に阻まれた。ボールとゲームこそ支配したものの、ゴールレスで前半終了を迎えた。

 互いに選手交代なしで臨んだ後半。前半終盤からの流れを踏襲するようにアーセナルが圧倒的に押し込んでいく。上田も自陣での守備に追われる。

 最後のあと一押しが足りないアーセナルは60分過ぎにカイ・ハヴァーツ、マルティン・ウーデゴーア、ブカヨ・サカの主力3人をベンチサイドで準備。だが、この交代直前となった64分、押し込んだ状態で右サイド深くでボールを持ったノニ・マドゥエケからの短い横パスをボックス右で受けたユリエン・ティンバーが圧巻のファーストタッチでゴール右のスペースに持ち出し、最後はチップキック気味のシュートでGKとの駆け引きを制した。

 ティンバーの個人技光ったファインゴールでゴールをこじ開けたアーセナルは、予定どおりに前述の主力3人を同時投入。すると、この交代直後の67分には右サイドでのウーデゴーアのボール奪取、サカの正確なクロスでお膳立てすると、最後はゴール前に走り込んだエベレチ・エゼの右足ダイレクトシュートがゴール右隅に決まる。

 さらに、71分には1点目と似たような形からウーデゴーア、ハヴァーツ、サカとボックス内でボールがつながり、サカの左足コントロールシュートでトドメの3点目まで奪って見せた。

 力の差を見せつけられる連続失点で厳しくなったリール。78分には少し足を気にしていた上田を下げて古巣対戦のオリヴィエ・ジルーを投入した。

 その後は少し省エネモードに移行したアーセナルが危なげなくゲームをコントロールし、終わってみれば3-0の圧勝し、CL連勝を飾った。一方、敗れたリールは厳しい連敗スタートに。

【スコア】
アーセナル 3-0 リール

【得点者】
1-0 64分 ユリエン・ティンバー(アーセナル)
2-0 67分 エベレチ・エゼ(アーセナル)
3-0 71分 ブカヨ・サカ(アーセナル)