指揮官が退場者に「キスと感謝」 背水の陣でドロー「長い間トッテナムにはこの気概が欠けていた」

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 トッテナム・ホットスパー(スパーズ)を率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、10日のプレミアリーグ第6節マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。同日にイギリスメディア『BBC』が伝えた。

 開幕から苦戦する名門同士の一戦は、前半からスパーズが惜しいチャンスを何度か作りながらも、決定力に欠いてゴールを奪うことができない。すると、73分にマンチェスター・ユナイテッドの先制を許し、78分にはロドリゴ・ベンタンクールの退場でスパーズは数的不利になってしまう。それでも、後半アディショナルタイム2分にドミニク・ソランケが同点ゴールを奪い、1-1のドローで勝ち点「1」を『オールド・トラッフォード』から持ち帰ることに成功した。

 デ・ゼルビ監督は試合後、「ロドリゴにキスをして、感謝を伝えたい」とコメント。「あの場面では、10人になったことで、かえって勇気とエネルギーを持ってプレーできたのかもしれない。長い間、トッテナムにはこの闘争心、この気概が欠けていた」と、“背水の陣”で敗戦を免れたことを高く評価した。

 相手DFルーク・ショーの挑発に乗ってしまった形となったベンタンクールのレッドカードについては「ミス」と認めつつ、「ロッカールームでベンタンクールにキスをしたよ。我々にはこういう反応、この気概が必要だからだ。サッカーとは気概だ。レッドカードの場面は気に入っている。今の我々にレッドカードが必要という意味ではなく、敗戦を受け入れない姿勢が必要なんだ」

 クラブ史上4度目の開幕6戦未勝利となったが、「今日は、今シーズン初めて、我々がチームであることを示せた試合だった」と追いついたことに手応えを示している。

「仲間のためにプレーし、一緒に戦い、どんな局面でも試合から離れず、チームとして攻め、チームとして守った。チームになるとは、仲間のためにプレーし、一緒に苦しみ、一緒に攻めることだ」

「正しい精神、正しい気概が見られて嬉しい。この気概、この反応、この振る舞いから始めていきたい」

 スパーズはスペインのマルベジャでミニキャンプを行った後、19日にホームで昇格組のコヴェントリーと対戦する。

【ハイライト動画】ユナイテッドvsスパーズ