プレミアリーグ第6節が10日に行われ、イプスウィッチとフルアムが対戦した。
公式戦連敗ストップを目指す11位のイプスウィッチが降格圏の19位フルアムをホームで迎え撃った一戦。日本代表帰りの前田大然は早速スタメンでの起用となった。
試合は立ち上がりからオープンな攻防が続いていく。互いにカウンターを起点にチャンスを窺う展開の中、右サイドに入った前田も積極的に背後を狙っていく。
16分にはフリオ・エンシソのミドルシュートでゴールへ迫ると、24分には前田が持ち味の動き出しでボックス内へ抜け出すが、ここはファーストタッチが乱れてフィニッシュまで持ち込めず。
その後はフルアムが少しボールを握って手数をかけながらボックス付近でのコンビネーションプレーでチャンスを作り始めると、イプスウィッチはよりロングカウンターが効きやすい状況で前田やジェイデン・フィロジーンの推進力を活かしてチャンスを創出。一進一退の攻防が続いていく。
互いに自分たちの形でゴールへ迫ったものの、ゴールレスのまま後半に突入。後半はアウェイのフルアムが押し込む展開を作り出すと、55分に先制点が生まれる。左CKの流れからペナルティアーク付近でクリアボールに反応したライアン・セセニョンがワントラップから抑えの利いた左足のグラウンダーシュートをゴール右下隅へ突き刺した。
押し込まれた中で耐え切れずに失点したイプスウィッチはすぐさま反撃を開始。失点直後にはエメルソンが右ポスト直撃のヘディングシュートでゴールに迫ると、前半に続き右サイドの前田も際どいクロスやボックス内でのドリブルの仕掛けであわやPK獲得というシーンを作り出した。
ただ、なかなかゴールをこじ開けられずにいると、81分に前田はベンチへ下がることになった。
それでも、最後まで諦めないホームチームは88分、波状攻撃からアブドゥル・ワタラが強烈な左足ミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、土壇場で同点に追いつく。
これでポートマン・ロードの空気が一変すると、最後の最後に劇的ゴールが生まれる。後半アディショナルタイム1分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのジャック・クラークが正確なクロスをゴール前に供給すると、これをゴール前のダラ・オシェイが頭で合わせ、逆転ゴールを奪ってみせた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、イプスウィッチが土壇場の連続ゴールによって劇的な逆転勝利。公式戦連敗をストップした。
【スコア】
イプスウィッチ 2-1 フルアム
【得点者】
0-1 55分 ライアン・セセニョン(フルアム)
1-1 88分 アブドゥル・ワタラ(イプスウィッチ)
2-1 90分+1 ダラ・オシェイ(イプスウィッチ)
【ゴール動画】同点弾となったワタラのスーパーミドル!