「また代表に戻って活躍したい」苦難を越えた町田浩樹が誓う、日本代表復帰とドイツでの飛躍

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 ホッフェンハイムに所属するDF町田浩樹が8日、オンラインでのメディア取材に応じ、負傷による長期離脱からの復帰や日本代表への思いなどを語った。

 キャリア初となる欧州5大リーグでの開幕を迎えた昨シーズン、その開幕戦で左ひざの前十字じん帯を断裂し、長期離脱を余儀なくされた町田は、苦しいリハビリ期間を乗り越え、9月に行われたブンデスリーガ第3節のシュトゥットガルト戦で戦列への復帰を果たした。

 日本代表の常連となり、ワールドカップ(W杯)出場も視野に入っていたタイミングでの大ケガ。昨季は「いかにW杯に間に合わせられるか、最速でピッチに戻れるかっていうところを、常に考えながらリハビリをしていた」という。町田自身、プロ2年目に右足の前十字じん帯断裂を経験していたことから、復帰までの道のりはある程度見通せたものの、W杯のメンバー発表が近づくにつれて「焦りや葛藤があった」と振り返る。

 そして、リハビリという苦しい時期の支えになったのが家族の存在であり、だからこそ「そういう人たちのためにも、また代表に戻って活躍したいなっていう気持ちが強く芽生えた」と語る。復帰を果たした今、ドイツの地でさらなる成長を誓う町田は「1対1で負けない強さというか、格を持ったセンターバックが(W杯で)優勝するには必要だと見ていて思いましたし、そこに近づける良い舞台だと思っている」と主張。また、チームは4バックを採用しているものの「可変で3バックにもなる」と述べ、3バックと4バックの併用を模索している代表チームへの適応にも「今のチームの経験からも柔軟に対応できる」と自信を窺わせた。

 その言葉の端々から日本代表への強い思いを感じさせた町田。北中米でのW杯を外から見守ったことで、「ピッチに立ててない自分の悔しさだったりが、見てる中では大きかった」と率直な胸の内を明かしつつ、「代表から離れて、国を背負って戦うことの誇りというか素晴らしさっていうのを改めて感じました。自分もやっぱりその場に戻りたいなっていうのはすごく強く感じさせてもらった」と続け、再び日の丸を背負うことへの渇望を言葉に滲ませた。

 視線の先にアジアカップや次のW杯を見据え、「次の11月シリーズに向けてチームでしっかりアピールして、戻れればなという風に思ってます」と、力強く意気込みを語った。苦難を乗り越えて逞しさを増した29歳のディフェンダーは、再び日本代表の最終ラインに君臨すべく、ドイツの地で歩みを進めていく。

【動画】公式戦復帰をファンに報告する町田浩樹