マンCに関する内部告発者、証人保護措置が打ち切りへ…生命の危険を主張

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 プレミアリーグによるマンチェスター・シティへの調査のきっかけとなった文書を公開したポルトガル人のハッカーが、暗殺の恐れを抱いていることを主張しているようだ。2日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 フットボール・リークスの創設者であるルイ・ピント氏は、2018年にマンチェスター・シティに関する電子メールや財務記録を含む、サッカー界の機密文書を大量に公開。これがきっかけに調査が始まり、プレミアリーグの独立委員会は今年9月29日に、2009-10シーズンから2017-18シーズンにかけて、マンチェスター・シティが9億ポンド(約1880億円)以上のコスト削減のための資金を偽装するスキームの一環として、複数の商業パートナーと実体のない契約を結んでいたと認定したことを発表した。

 そんなピント氏はフットボール・リークスの活動を通じて入手したファイルを提供し、当局に協力することに同意したことで、2020年にポルトガルの証人保護プログラムの対象となった。しかし、10月10日をもってこの証人保護プログラムが打ち切られることが決定したことを受け、同氏は自身が生命の危険にさらされる状況に置かれていることを明らかにした。

 度重なる殺害予告や暗殺未遂の重大なリスクがあることから、37歳のピント氏は今後数日以内に無期限で非公開の場所へ移住する以外に選択肢がないことが伝えられている。

 なお、ピント氏は自らを内部告発者と称しているが、ポルトガルでは不正なデータアクセスや恐喝未遂などの罪で有罪判決を受け、懲役4年(執行猶予付き)を言い渡され、2020年に行われた最初の裁判では、厳重な警備体制が敷かれる中で防弾チョッキを着用して出廷していた。

 一方、今年初めに行われた2度目の裁判では、ベンフィカを含むポルトガルの複数のスポーツ団体の電子メールアカウントに不正アクセスしたとする241件の罪について、無罪判決を受けている。