ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスは現地時間2026年9月29日、同社が開発を進めている新型貨物専用機「A350F」が初飛行に成功したと発表しました。この機体には、どのような特徴があるのでしょうか。
初飛行は4時間10分
ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスは現地時間2026年9月29日、同社が開発を進めている新型貨物専用機「A350F」が初飛行に成功したと発表しました。この機体には、どのような特徴があるのでしょうか。
A350FはJAL(日本航空)が導入した同社の主力旅客機「A350」をベースにした貨物専用機です。111tのペイロード(運搬能力)をもつほか、大型貨物の積み下ろしに不可欠な胴体後部の大型貨物ドアも、旅客機ベース貨物専用機のなかでもっとも大きい4.3m幅の開口部を持つものを設置するといいます。
また、A350F初号試験機はかなり個性的なデザインであることも特徴です。この機体では、宅配便などで用いられる段ボール箱をモチーフとした、茶色のカラーリングをまといます。これは機体デザインを、公募案から選ぶという取り組みの結果とのことです。同アカウントによるとこの公募には、約4000件のデザイン案が集まったとしています。
エアバスによると初飛行は4時間10分かけて行われ、高度は7620mに達したといいます。ここでは基本的な耐空性や飛行特性の確認、主要システムが想定通りに機能しているかの検証を中心とした試験が実施されたとのことです。
【映像】えっ…これが「段ボール塗装の新型貨物機」初飛行の瞬間です