マンCにタイトル剥奪の可能性も…ルーニー氏「改めてメダルを受け取ることに抵抗がある」

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 長年マンチェスター・ユナイテッドでプレーした元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が、マンチェスター・シティのタイトルが剥奪されたとしても、古巣がそのタイトルを授与されるべきではないと語った。29日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 マンチェスター・シティではプレミアリーグから提起された115件の告発のうち、その大部分において違反が認定。財政面での告発は2009-10シーズンから2017-18シーズンにかけての期間に関するもので、2018年12月から2023年2月にかけてプレミアリーグの調査に協力しなかったことも問題となっている。

 制裁内容はまだ発表されておらず、マンチェスター・シティはこの決定に対して異議を申し立てる方針となっているが、罰金や減点などが処分として考えられているなか、処分の一つとしてトップリーグのタイトル剥奪の可能性も噂されている。

 2009年に現オーナー体制となったマンチェスター・シティはそれ以来、プレミアリーグで8回の優勝を果たしているが、そのうちの3回が財政規定違反が指摘された期間中のものだった。

 その中で2011-12シーズンに優勝したマンチェスター・シティに次いで、2位に終わった時のマンチェスター・ユナイテッドのメンバーでもあるルーニー氏は、ポッドキャスト番組『Stick to United』に出演。「正直なところ、改めてプレミアリーグのメダルを受け取ることには抵抗がある。自分たちにその資格があるとは思えないからだ。あのシーズン、リーグ優勝に値するだけの結果を残せなかったのだからね」と語り、一部の元チームメートたちの意見とは違い、改めてタイトルが授与されることには違和感を示した。

「シティの選手たちのことを考えると、彼らはプレミアリーグのタイトルを勝ち取るために全力を尽くし、自分たちの認識としては実際にそれを成し遂げたわけだ。もし選手たちが、自分たちより上のレベルで何が起きているのか全く理解していなかったとしたら。もし自分が当事者で、例えばマンチェスター・ユナイテッドが同じようなことをしていて、プレミアリーグの優勝メダルを剥奪されることになったら、間違いなく打ちのめされるだろうね」

「たとえメダルが与えられたとしても、私はそれを望まない。なぜなら、そのシーズンにチームとして優勝に値する成績を残したわけではないと感じているからだ」

「元チームメートたちが『また一つメダルを獲得した』と言っているのを聞いたけど、私は自分が勝ち取った5つのメダルで満足している。ただそこにあるだけのメダルは欲しくない。15年後か何年後かに、シティが不正をしたからといってメダルを受け取るなんて、しっくりこない」

「問題は2位だったことでそのメダルを受け取りたいか、ということだ。答えは『ノー』だ。そう思う選手もいるかもしれない。ただ、私は2位という結果でプレミアリーグのメダルを受け取ることに、どうも納得がいかない」

 タイトルの剥奪には反対しているルーニー氏だが、「シティは降格処分を受けることになると思う。どのような形になるかはわからないけど、彼らは降格することになるだろう」と降格処分は受けるべきであることを主張した。

「私なら、彼らを可能な限り下のリーグに落とし、その上で今後3、4シーズンにわたって支出額に制限を設けるだろうね。単にチャンピオンシップ(2部)へ降格させるだけでは、もちろん、それも甚大な制裁であることは理解しているけど、彼らはまたすぐに昇格して戻ってくるだろう。しかし、例えばリーグ2(4部)への降格など、もし何らかの制限が課されるとなれば、彼らにとって非常に厳しい状況になるはずだ」

「例えば、今後3年間にわたって勝ち点20を剥奪されるような処分が下されれば、選手たちは残留を望まないだろう。単に1シーズンだけチャンピオンシップで戦うのであれば、選手を説得して残すことも可能かもしれないからね。私なら、可能な限り厳しい処分を科すべきだと思う」