26日の全体練習終了後、居残りで中村俊輔コーチによる直接フリーキックの練習が行われた。キッカーとして参加したのは相馬勇紀、齋藤俊輔、佐藤龍之介の3選手で、GKは小久保玲央ブライアンが務めた。
日本代表初招集の齋藤は、普段プレーするベルギーリーグとの違いを確かめながらキックを繰り返した。「ベルギーとボールの感触が全然違うので、芝とも確かめながらやりました。(中村コーチから)細かいアドバイスをもらいながら位置も変えて、自分に合った球種を蹴りながら確かめていました」と振り返る。齋藤は縦回転のキックで何度もゴールネットを揺らした。「アディダスのボールはずっしりした感じがあるので、そこを使いつつ縦回転で蹴ってました」と説明。「ベルギーリーグのボールは軽いので難しいんですけど、こっちにも慣れていきたいですね」と続けた。
中村コーチは、同じ横浜F・マリノスの育成組織、そして桐光学園高校出身の大先輩。さらに漢字も全く同じ“俊輔”という名前を持つ。中村コーチから直接アドバイスを受けた齋藤は「蹴り方とはちょっと違うので、そこはいろいろと聞きながら、認めてもらえるように高めていきたいです」と意気込んだ。
今活動で日本代表デビューを狙う齋藤にとって、武器であるドリブルとシュートに加えてセットプレーのキックもアピールポイントの一つにしたいところ。日本代表には左右にキッカーを務められる選手が揃っており、好位置でフリーキックを獲得すれば、キッカー争いも激しくなりそうだが「取り合いになるかと思いますけど、そこは自分も強気にいきたいですね」と意欲を示す。自身が受けたファウルであればキッカーとして主張しやすいそうで「それはもちろんあります(笑)」という。得意の左サイドからのカットインだけでなく、フリーキックからもゴールに直結するプレーを見せられるか注目だ。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
【特別企画】サッカー日本代表とW杯の歴史<1930→2026>