トルコの防衛企業バイカルは2026年9月23日、無人機「バイラクタルTB3」が、強襲揚陸艦「アナドル」から発艦し、ソノブイを投下する試験を実施したと発表しました。
有人機とのデータ共有も可能
トルコの防衛企業バイカルは2026年9月23日、無人機「バイラクタルTB3」が、強襲揚陸艦「アナドル」から発艦し、ソノブイを投下する試験を実施したと発表しました。
この試験は、トルコ海軍が実施する「デニズクルドゥ-I/2026」演習の一環として行われたものです。演習海域の一つである東地中海で「アナドル」から発艦したバイラクタルTB3は、バイカルが独自開発した「ソノブイ投下システム(SAS POD)」を使用し、2基のソノブイを投下する試験に成功しました。
バイラクタルTB3はソノブイを投下するだけでなく、演習シナリオに基づいて対潜水艦戦任務も実施しました。自ら投下したソノブイから得られたデータに加え、任務に参加していた海上哨戒機が投下したソノブイのデータも、機体に搭載されたソノブイ処理装置を用いて処理しました。
さらに、取得した水中データを演習環境下でリアルタイムに表示することにも成功したとしています。今回の試験によって、バイラクタルTB3が艦載機としてソノブイを運用し、海中情報を収集・処理する能力の一端が示されました。
バイラクタルTB3は、トルコの無人機「バイラクタルTB2」をベースに、短距離離着陸(STOL)能力と主翼の折り畳み機構を備えた艦載型無人機です。これにより、強襲揚陸艦や空母など、飛行甲板を備えた艦艇からの発着艦を可能としています。
【潜水艦を監視!?】海中データを取得しながら飛行するバイラクタルTB3(動画)