アトレティコ・ナシオナルに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが15日、自身の公式SNSを通して、同代表チームからの引退を発表した。
ハメス・ロドリゲスは自身の公式SNSアカウントを通して1本の動画を公開。これまで、自らがコロンビア代表としてプレーしてきた際の映像とともに、「心から、皆さんにお伝えしたいことがある。たくさんの年月、たくさんの試合、たくさんの喜び、同時に困難な時期あった。今、“その時”が来たと感じている。この物語に終わりを告げる時がね」と切り出し、コロンビア代表引退を宣言。動画だけでなく、文章でも、次のように綴った。
「その時が来た。すべての試合、すべての喜び、すべての涙、そして分かち合ったすべての夢に感謝している。コロンビア代表のユニフォームを着て、このチームカラーを守るために戦えたことは、僕の人生における最大の栄誉の一つだった。ありがとう、コロンビア。いつまでも」
現在35歳のハメス・ロドリゲスは、これまでにクラブキャリアではポルト、モナコ、レアル・マドリード、バイエルン等で活躍。コロンビア代表としては、2011年10月のデビュー以降、左足から繰り出される正確なキックと卓越したテクニックを武器に、背番号10をつける中心選手として長きにわたってプレーしてきた。
FIFAワールドカップは通算3大会に出場。中でも、キャリアのハイライトとなったのは、2014年のブラジル大会だった。
グループステージから圧倒的な存在感を発揮し、ギリシャ代表戦、コートジボワール代表戦、日本代表戦と、全試合で得点を記録すると、決勝トーナメント1回戦のウルグアイ代表戦では2ゴールをマーク。胸トラップから左足で放ったボレーシュートは大会を象徴する一撃となった。コロンビア代表は準々決勝で開催国のブラジル代表に敗れたものの、ハメス・ロドリゲスは同試合でもゴールを挙げ、5試合連続6ゴールをマーク。大会得点王も受賞し、コロンビア代表を史上初のベスト8へ導いた。
続くロシア大会は個人として不完全燃焼のまま終了し、チームはベスト16で敗退。2022年のカタール大会は本大会出場権を逃す失望も味わったが、2022年夏にネストル・ロレンソ監督が就任すると、ハメス・ロドリゲスは再びコロンビア代表で輝きを取り戻した。コパ・アメリカ2024ではキャプテンとしてチームをけん引し、同大会では1ゴール6アシストを記録。チームは決勝でアルゼンチン代表に敗れ、準優勝となったものの、ハメス・ロドリゲス個人としては大会最優秀選手に選出された。
今夏に北中米3カ国で共催されたFIFAワールドカップ2026にも出場し、自身3度目の同大会を経験。コロンビア代表としては、国際Aマッチ通算で131キャップを刻み、31ゴールを挙げた。出場試合数はコロンビア代表史上歴代最多。得点数も、ともにコロンビア代表を支えてきたFWラダメル・ファルカオの36に次ぐ、歴代2位の数字だった。
【動画】ハメスがコロンビア代表で歩んできた道のり