関東の高速道路が「8年ぶりに延伸」まもなく! ルート”二重化”へ準備万端 高速道路では当たり前の設備が「あった…!」驚き

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首都圏と茨城を結ぶ東関東道がまもなく延伸。設備はミニマムながら、消えつつある”あの設備”もしっかり設けられていました。

2026年秋にも開通 地元では見学会も

 首都圏から千葉・成田を経由して茨城県潮来市の潮来ICへと至る東関東道。さらに北へ、水戸市近傍の茨城町JCTまで延びる計画のうち、茨城県内の鉾田IC-行方IC(なめがた)間(7.9km)が2026年秋にも開通する見通しです。正式な開通日時はまだ発表されていませんが、9月13日には地元の行方市が行方ICの見学会を実施するなど、着々と準備が進んでいます。

 東関東道の茨城県内区間は、茨城町JCTから南へ向けて順次延伸されてきました。2010年、茨城空港の開業に合わせて茨城空港北ICまでが開通し、2018年に鉾田ICまで延伸。今回の区間が開通すれば実に8年ぶりの延伸となります。

 今回新たに開通するのは、鉾田ICからさらに南下した行方ICまでの7.9kmで、途中のICなどはありません。この区間は多くが切土工法による掘割状の道路となっています。切土で発生した土砂は、低地を横断する盛土区間の材料として使われています。

 全体的に設備はミニマムな印象ですが、目を引いたのが「非常電話」の存在です。携帯電話の普及に伴い使用頻度が落ち、地方部を中心に運用停止が相次いでいる非常電話ですが、今回開通する区間に新設されていました。

 たしかに、切土区間を走ると風景が単調になりがちで、自分の位置を把握しづらいこともあります。受話器を取れば管制センターにつながる非常電話の存在は、ドライバーにとって心強いものかもしれません。

「霞ヶ浦周遊ルート」が誕生

 延伸区間の終点となる行方ICは盛土区間に設けられており、国道354号と接続します。この国道354号を西へ進むと、霞ヶ浦を約1000mの霞ヶ浦大橋で横断し、かすみがうら市・土浦市街を経て、常磐道の土浦北ICへと至ります。おおむね、かすみがうら市内からは、常磐道の土浦北ICよりも行方ICの方が近くなりそうです。

 行方ICの開通により、水戸市・行方市・かすみがうら市・土浦市を結ぶ形で、東関東道・国道354号・常磐道を使った周遊ルートが誕生します。霞ヶ浦でのサイクリングを楽しむ人など、レジャー利用でも便利になりそうです。

 ただ、このルートが真価を発揮するのは、残る行方IC-潮来IC間(高速道路で約23km)が全通してこそでしょう。

 この未開通区間は、東関東道と並行する県道50号(水戸神栖線)などを経由して潮来ICへ連絡でき、おおむね30分程度の所要時間となっています。全通への期待はまだ続きます。