ワシントンのゴルフ場で桜伐採か=河畔並木に懸念、トランプ氏改修計画

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 【ワシントン時事】トランプ米大統領が大規模改修を計画する首都ワシントンの公営ゴルフ場で、多数の木が伐採されたことが物議を醸している。桜の木も含まれていたとみられるためで、日米友好の象徴となっている周辺の桜並木にまで影響が及びかねないと懸念が広がっている。
 ワシントン・ポスト紙は、ここ数週間で150本の木が切られ、このうちコース内にあった桜1本も取り去られたと報じた。内務省は2日、時事通信の取材に対し、枯れかけた木などを除去する「通常の維持管理を行った」と説明。日本から贈られた桜が含まれるかどうかについては回答しなかった。
 トランプ氏は、公営ゴルフ場を全米オープンなど主要大会を開催できるように改修する構想を掲げている。政権は今回の伐採は改修計画の一環ではないと主張。ただ、米メディアは、ゴルフ場周辺にある桜並木の一部が改修区域に入る可能性があると指摘する。民主党のバンホーレン上院議員らは、桜の保護策を講じるよう政権に求めた。
 ゴルフ場があるポトマック河畔は、1912年に東京市(当時)から贈られた約3000本の桜が植えられ、毎年恒例の「全米桜祭り」も催される。今年の米建国250年を記念し、日本は新たに桜の木250本を寄贈。トランプ氏は3月に高市早苗首相が訪米した際、「私たちの不変の絆を次世代に伝えるものになる」と謝意を示していた。 
〔写真説明〕ポトマック河畔の入り江「タイダル・ベイスン」沿いに植えられた桜=2011年4月、ワシントン(AFP時事)