トッテナム・ホットスパーは9月1日、チェルシーからイングランド人DFトシン・アダラビオヨが完全移籍加入することを発表した。
クラブから契約期間や移籍金等の詳細は明かされていないものの、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金については、1,000万ポンド(約22億円)にボーナス200万ポンド(約4億円)を加えた、最大1,200万ポンド(約26億円)ほどの見込みだ。
アダラビオヨは1997年9月24日生まれの現在28歳。身長197cmと体格に恵まれた大型センターバックだ。5歳でマンチェスター・シティのアカデミーに入団すると、14歳にしてU-18チームに昇格し、2年後からはU-18チームでキャプテンも務めた。2016年2月に行われたFAカップでトップチームデビューを飾ったものの、マンチェスター・シティのトップチームでは主力に定着することができず、ウェスト・ブロムウィッチやブラックバーンへのレンタル移籍を経て、2020年10月には完全移籍でフルアムへ加入した。
フルアムでは初年度からセンターバックのレギュラーポジションをを確保。1年目はチャンピオンシップ(2部)への降格を経験したものの、1年でのプレミアリーグ復帰に貢献し、以降プレミアリーグでの2シーズンも主力として活躍。2024年夏にはチェルシーへ完全移籍したが、在籍した2年間で公式戦通算70試合出場7ゴールを記録したものの、不動の立ち位置は確立できず、今夏に“ブルーズ”を離れる決断を下した。
トッテナム・ホットスパーへの完全移籍に際し、アダラビオヨはクラブを通して、次のような言葉で意気込みを明かした。
「僕は今、キャリアにおいて重要な局面を迎えている。そんな中で、監督と話をして、彼が目指すサッカーのスタイルを知った上で、ここは自分にとって非常に相性が良い場所だと感じたんだ。彼はチームに勇気を持ってプレーすることを求めており、それは僕が常に心がけていることでもある」
「僕は最高の成果を残したい。このクラブを本来あるべき場所まで、僕らができる限り押し上げたい。特に練習場では、毎日そうした姿勢を持ってトレーニングに臨まなければならない。僕はこうした精神をクラブに持ち込んでいくつもりだ」
また、トッテナム・ホットスパーを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督も、次のような言葉でアダラビオヨに期待を寄せた。
「トシンは、自信を持ってプレーし、トップレベルでプレーするために求められるものを理解している、強靭でアスリートとしての素質を備えたDFだ。また、我々が築き上げようとしているチームの一員になりたいという彼の姿勢や意欲にも感銘を受けた。彼は、このクラブを代表することに伴う責任を十分に理解している」
「トシンがチームに加わってくれたことを大変嬉しく思っている。サポーターの皆さんも、彼がチームにもたらす資質をすぐに実感していただけるだろう」
なお、トッテナム・ホットスパーは、移籍市場最終日の同日、チェルシーから元ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクのレンタル移籍加入も発表している。ムドリク、そしてアダラビオヨと、結果的に“デッドライン・デー”にチェルシーからダブル獲りを実現させた。
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