川崎フロンターレは19日、福島ユナイテッドFCへ育成型期限付き移籍していたMF永長鷹虎が、両クラブ・選手合意のもと、期限付き移籍契約を解除し、ベールスホット(ベルギー2部)に完全移籍することを発表した。
2003年4月7日生まれで現在23歳の永長は、興國高校卒業後の2022年から川崎Fに入団。トップチームでは5試合の出場にとどまり、水戸ホーリーホック、ザスパ群馬、テゲバジャーロ宮崎、FC琉球への期限付き移籍も経験した。明治安田J2・J3百年構想リーグから福島に加入し、特別大会では16試合に出場。2026/27シーズンはまだ出場していなかった。
移籍が決定した永長は川崎Fのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「フロンターレのサポーターの皆さん、このたびベルギーのK.ベールスホットV.A.に完全移籍することになりました。2022年に加入し、右も左も分からないままでのプロの舞台でした。今思えば本当にフロンターレのみんなが上手くて、毎日刺激を受ける日々でした。あのときの僕は、このクラブでプレーができる楽しみと不安の毎日でした」
「もう一度フロンターレのエンブレムを身に着けて、このクラブでプレーをしたかったですが、自分の実力不足でプレーできなかったことが心残りです。ただ僕のサッカー人生は終わりません。必ず移籍先で活躍し、自分の選択が正解だったなと思えるような人生にします」
「フロンターレに加入できたことは、自分にとって誇りです。本当にフロンターレのサポーター、僕に関わってくれたコーチ、強化部の皆さん、本当にお世話になりました。これからは一人のフロンターレサポーターとして全力で応援したいと思います。5年間ありがとうございました」
そして、福島のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。
「シーズン開幕直後に移籍することとなり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。半年間という短い期間でしたが、自分自身の成長を実感することができました。監督をはじめ、コーチ、スタッフ、選手たちがつくるチームの雰囲気の良さが大好きでした。この移籍を後に振り返った時によかったと言えるように、自分のサッカーを全力で表現してきます。半年間、本当にありがとうございました」
また、加入するベールスホットのクラブ公式サイトではスポーティング・ディレクターを務めるムラト・アキン氏が、獲得した永長への期待を次のように語っている。
「我々はウイングのポジションで選手層を厚くし、攻撃の脅威となれる選手を探していた。タカトラこそがまさに適任の選手だと確信している。彼はスピードと高い一対一の能力を兼ね備えた、若くダイナミックなウイングだ。さらに左利きであり、左右両サイドでプレーできる点も魅力だ。彼の持つ資質は、チームにとって重要な戦力になると信じている」