震災遺構の小学校で紙灯籠 宮城県石巻市

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 東日本大震災の津波で児童と教職員計84人が犠牲となった宮城県石巻市の震災遺構「大川小学校」で、紙灯籠をともして犠牲者をしのぶイベントが行われた。中庭には、震災当時の児童数と同じ108個の紙灯籠が四つ葉のクローバー型に設置された。
 イベントは同小の卒業生らでつくる団体が「おかえりプロジェクト」として主催しており、今年で5回目。紙灯籠には「未来へ」や「絆」などのメッセージが書かれた。
 団体は地元を離れた人々が集い、交流できる空間づくりを目指している。同団体の代表で震災当時は同校5年だった只野哲也さん(26)は「ここで学びを得た子どもたちが(将来)帰ってこられる居場所であり続けたい」と話した。【もぎたて便】

〔写真説明〕紙灯籠をともし、校歌を歌うチーム大川のメンバーら=15日、宮城県石巻市