北海道の宗谷岬沖をロシア海軍のミサイル護衛哨戒艇4隻が通過しました。
80km/h近いスピードで航行が可能
防衛省・統合幕僚監部は2026年8月14日、北海道の宗谷岬沖で、ロシア海軍の艦艇4隻を確認したと発表。自衛隊が撮影した当該艦艇の画像を公開しました。
防衛省によると、今回確認されたのはタランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇4隻で、宗谷海峡を西進したとしています。これに対して自衛隊は、海上自衛隊第2航空群のP-3C哨戒機(八戸)により警戒監視・情報収集を行いました。
なお、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇は8月9日に6隻が宗谷海峡を東進し、日本海からオホーツク海へ入っており、今回はそのうちの4隻が再び姿を見せた形です。
タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇は、旧ソ連時代から運用されており、小型の船体に艦対艦ミサイルを装備しているのが特徴です。満載排水量は500トン弱と小型ながら搭載するガスタービンエンジンによって最大41ノット(約76km/h)の快速性を誇ります。
また98隻もの大量建造が行われたため諸外国にも売却されており、2024年2月には黒海艦隊に所属する同型艦の「イワノヴェツ」がウクライナ軍の無人水上ドローンによる攻撃を受けて戦没しています。