プレミアよりラ・リーガ行きへを希望するオランダの若き司令塔…今夏残留→来夏“3強”による争奪戦勃発の可能性も

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 AZに所属するMFキース・スミットに対して、“ラ・リーガ3強”が興味を示しているようだ。16日付で、スペイン紙『アス』が報じている。

 キース・スミット。バルセロナ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードが注目する新進気鋭の司令塔だ。ロナルド・クーマン元監督がFIFAワールドカップ2026に臨んだオランダ代表のメンバーから外したことに対して、「オランダ国内でその判断を支持できる者はほとんどいなかった」と言わしめたほどの20歳は、ユース年代から高い評価を受けていたほか、2025-26シーズンは公式戦46試合に出場し5得点9アシストを記録している。

 かくしてスミットに対しては、プレミアリーグの複数クラブも関心を寄せたとされるが、選手本人がスペインでのプレーを希望。そして“ラリーガ3強”が、それぞれ異なる形でオランダ代表の“未来”に興味を示しているとのことだ。

 スペイン紙『アス』によると、アトレティコ・マドリードは、今冬の移籍市場で獲得に動いたものの、クラブ間合意に至ることがなく失敗。加えて今夏、ポジション的には一つ後ろとなるが、同選手と似たタイプのモルテン・ヒュルマンドを迎え入れており、この夏に本腰を入れる可能性は低いとされる。

 レアル・マドリードも同様、ジョゼ・モウリーニョ監督がベルナルド・シルバのような中盤の様々な位置でプレーできるキャラクターを求めており、それに合致するスミットを補強候補リストに加えている模様。しかし、移籍市場閉幕までに選手の退団がない限りは、現在のスカッドで十分だと考えているようで、具体的な動きに発展することはないという見方が強い。

 バルセロナは最優先がロドリとの契約締結。ただし、AZの若き司令塔の代理人が、デコSDが懇意にするジョルジュ・メンデス氏であることは念頭に置くべきことで、今後の動向次第では本格的に乗り出すことも無きにしも非ずと言ったところだ。

 一方でスミットも、「あらゆる可能性」を視野に入れている、と同紙は指摘する。というのも、2026-27シーズンはAZに残留するとともに、プレータイムを確保しつつチームの中心という責任を負うことで、さらなる成長を見込めると考えているとのこと。それと同時に、2027年夏の加入を前提とした交渉に臨む可能性もあるようだ。なお現時点で、移籍金は6000万ユーロ(約111億円)前後と見られていることを併せて伝えている。

 もし今夏、スミットが1年後の移籍を見据えてAZ残留を果たした場合、“ラ・リーガ3強”による争奪戦が勃発することもあり得るだろう。