ロシア海軍の不審な動きで監視回数が激増! 領海の“目と鼻の先”で射撃訓練も実施!? 国防相が怒り イギリス

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イギリス海軍は2026年8月8日、ロシア海軍の活動を監視するための出動が、前年比で大きく増加していると発表しました。

前年に比べ大幅にロシア海軍の監視件数が増加した理由とは

 イギリス海軍は2026年8月8日、ロシア海軍の活動を監視するための出動が、前年比で大きく増加していると発表しました。

 発表によると、2026年は7月末までの時点で、イギリスが監視を担当する海域において、ロシア軍艦艇や潜水艦の動向を監視・調査するための出動回数が、2025年の同期間と比べて25%増加したとのことです。

 この増加の大きな要因となっているのが、ロシア海軍のネウストラシムイ級フリゲートが、イギリス近海にたびたび出現していることのようです。

 このフリゲートは、ロシアに対して欧州やアメリカなどが科している経済制裁を逃れ、原油などを輸送するために隠蔽工作を行う、いわゆる「影の船団(シャドーフリート)」を護衛する目的で、イギリスが監視を担当する海域を繰り返し通過しているとのことです。これらの艦船の動向を警戒・監視するため、イギリス海軍の艦艇や軍用機などの貴重な作戦能力が割かれているとしています。

 さらに7月20日には、ロシア海軍のネウストラシムイ級フリゲートが、プリマスの南約40海里にある、イギリス・フランスの領海外で実弾射撃訓練を実施したとされています。この際は、リバー級哨戒艦「タイン」が約30分にわたって監視を担当し、訓練中のフリゲートに5海里(約9.3km)まで接近。発射された砲弾の着弾状況を観測し、主砲である100mm砲から約20発、30mm機関砲から約30発の射撃を確認したとのことです。

 その後、ネウストラシムイ級フリゲートはドーバー海峡を通過しましたが、イギリスとフランスの領海にかなり近い海域での訓練だったことから、ウェス・ストリーティング国防相は「誇示的で無責任である」と批判しています。これに対しロシア側は、「演習は国際海洋法に従って実施され、政治的な意図はない」と主張しています。

 また、こうした監視活動などを通じてロシアへの圧力を強めており、ロシアの石油・ガス収入は2025年に前年比24%減少したと、イギリス海軍は説明しています。