2026/27明治安田J1リーグ第1節が8日に行われ、FC東京とFC町田ゼルビアが対戦した。
4位に終わった特別大会で悲願のJ1優勝へ手応えを掴んだFC東京と、今や強豪としての地位を確立した町田。優勝争いに名乗りを上げる両者がいきなり激突した。
試合の均衡が破れたのは開始5分、FC東京が先制に成功する。GKキム・スンギュからのロングボールを佐藤恵允が頭でつなぎ、反応したマルセロ・ヒアンが相手と入れ替わる形でペナルティエリア右でボールを受け取る。思い切り右足を振り抜き、相手GK谷晃生の股の間を通してゴールネットを揺らした。
27分、町田が試合を振り出しに戻す。ペナルティエリア左に侵入した中山雄太が鋭い切り返しで相手をかわすと、ふわりと浮かせた柔らかいクロスをゴール前に供給。相手DFとの空中戦を制したミッチェル・デュークが、相手GKキム・スンギュの逆を突くヘディングシュートを叩き込んだ。
すると39分、FC東京が退場者を出してしまう。ルーズボールに反応した橋本健人がスライディングタックルで先にボールを触ったものの、その勢いのままスパイクの裏が中村帆高のすねに直撃してしまう。これが危険なプレーとみなされ、1発レッドカードで退場となった。
数的有利を得た町田は、前半アディショナルタイム3分に逆転する。ハーフウェーライン付近から中山がロングフィードを送り、相手DFはクリアしきれず、テテ・イェンギがペナルティエリアでルーズボールを回収して近くの明本考浩に託す。新加入の明本は左足を振り抜き、挨拶がわりの一撃を叩き込んだ。
52分、町田がリードを広げる。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、キッカーは相馬勇紀。GKの手前でバウンドする低く鋭いシュートを放つと、処理しきれなかった相手GKキム・スンギュの手をかすめてボールはゴールに吸い込まれた。
町田は65分にFC東京を突き放す4点目を奪う。見事なパスワークでFC東京の守備を突破し、最後はスルーパスに抜け出したテテ・イェンギが相手GKとの一対一を制した。
80分にはコーナーキックから岡村大八が押し込み、町田がダメ押しの5点目を奪う。試合はこのまま終了し、町田が白星スタートを飾った。次節は15日に行われ、FC東京は敵地でヴィッセル神戸と、町田は敵地でジェフユナイテッド千葉と対戦する。
【スコア】
FC東京 1-5 FC町田ゼルビア
【得点者】
1-0 5分 マルセロ・ヒアン(FC東京)
1-1 27分 ミッチェル・デューク(町田)
1-2 45+3分 明本考浩(町田)
1-3 52分 相馬勇紀(町田)
1-4 65分 テテ・イェンギ(町田)
1-5 80分 岡村大八(町田)
【ゴール動画】FC東京vs町田