レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、自身の公式インスタグラムからすべての写真を削除したことが物議を醸している。
現在26歳のヴィニシウスは2018年夏に母国の名門フラメンゴからレアル・マドリードへ加入し、ここまで公式戦通算375試合で128ゴール100アシストをマーク。2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む数多くのタイトル獲得に貢献している中で、現行契約は2027年6月30日までとなっており、来夏にはフリーとなる可能性がある。
フリー移籍をさせないためにもレアル・マドリードは数カ月にわたって契約延長交渉を行なっているものの、年俸3000万ユーロ(約55億円)や肖像権収入の割合引き上げなどを求めたヴィニシウスの要求を大きく下回る契約延長オファーしか提示しておらず、未だ合意に至ることはできず。このような状況から、アーセナルが獲得に関心を寄せていることが明らかになっており、動向には注目が集まっている。
そうしたなか、スペイン紙『アス』によると、レアル・マドリードはヴィニシウスの要求を完全には満たさない形で当初の提示額を増額して新たな契約延長オファーを提示。双方が完全に満足する結果とはならなかったものの、ヴィニシウスが望めば合意に至ることができる妥協点が見出され、最終的な決断は同選手に託されているという。
ただ、レアル・マドリードとしては合意できなければ今夏に売却しなければならないことから、提示には期限が設けられており、ヴィニシウスに迅速な回答を求めていることが伝えられている。
また、スペインのラジオ局『Cadena Ser』も、レアル・マドリードが提示した新たなオファーは、初期の交渉で言及されたヴィニシウスの要求には届いていないものの、様々なボーナス条項が盛り込まれたことで、選手側もクラブ側とようやく認識を共有できたと納得している模様で、2031年6月30日までとなる新契約が成立することに対し、すべての関係者が楽観的な見方をしていることを報じている。それでも、誠意を示したレアル・マドリードとしては、早期の回答を望んでいることも強調されている。
こうしてレアル・マドリードとの新契約締結に近づいていることが噂され、すべてはヴィニシウス次第と見られている状況のなか、ヴィニシウスは突如として自身の公式インスタグラムの写真をすべて削除したことがさらなる憶測を呼ぶ事態となっている。
レアル・マドリードとの会合の詳細が漏れ始めたのと時を同じ頃に、ヴィニシウスは写真を削除したことも伝えられているが、果たして同選手はレアル・マドリードと新契約を締結するのか、それとも関心が寄せられているアーセナルへと移籍するのか、今後の動向にも注目が集まりそうだ。