FIFAワールドカップ2026・準決勝が15日に行われ、イングランド代表とアルゼンチン代表が対戦した。
グループステージを2勝1分で首位通過したイングランドは、決勝トーナメントではコンゴ民主共和国代表、開催国メキシコ代表、ノルウェー代表を撃破。いずれも1点差の苦しい試合を勝ち抜き、60年ぶりのワールドカップ優勝まであと二つとしている。一方、連覇を目指すアルゼンチンは3連勝を達成したグループステージから一転し、決勝トーナメントは激闘続きに。それでも、リオネル・メッシの活躍もあり、カーボベルデ代表、エジプト代表、スイス代表を下している。
故ディエゴ・マラドーナ氏の5人抜きと神の手ゴール、デイヴィッド・ベッカム氏とディエゴ・シメオネ氏の衝突など、両チームは過去のワールドカップで数多の名勝負を演じてきた。因縁の対決を制し、スペイン代表の待つ決勝戦へ駒を進めるのはどちらのチームになるだろうか。
ワールドカップで通算5度目の直接対決は、序盤から球際での激しい攻防が続く熱量の高い一戦に。イングランドはGKジョーダン・ピックフォードのロングキックを多用しながら敵陣内へ侵入。33分デクラン・ライスのFKからジョン・ストーンズが両チーム通じて最初のシュートを放つと、直後には再びFKからリース・ジェームズが直接ゴールを狙う。
一方、堅実かつ激しい守備が光るアルゼンチンは、38分にエンソ・フェルナンデスが強烈なミドルシュートを放ったがネットを揺らすことはできず、前半はスコアレスで終了した。
後半開始直後にフリアン・アルバレスに際どいシュートを撃たれたイングランドだが、ここをGKピックフォードの好セーブで凌ぐと、55分に先制に成功。下がってボールを受けたハリー・ケインがロングフィードを蹴り込み、こぼれ球にいち早く反応したライスが右に展開する。モーガン・ロジャーズの鋭いクロスにアンソニー・ゴードンがダイレクトで合わせてネットを揺らした。
失点直後から攻勢を強め、守りに入ったイングランドを押し込むアルゼンチン。69分にはメッシの絶妙なクロスにニコ・ゴンサレスが頭で合わせるも、GKピックフォードがスーパーセーブ。さらに76分にはロドリゴ・デ・パウルのクロスにアレクシス・マック・アリスターが飛び込んだが、シュートは左ポストを叩いた。それでも85分、ショートコーナーからE・フェルナンデスが強烈なミドルシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。
そして90+2分、メッシが右から上げた絶妙なクロスに途中出場のラウタロ・マルティネスが頭で合わせてアルゼンチンが勝ち越し。試合は1-2で終了し、アルゼンチンが連覇に王手をかけた。現地時間19日の決勝戦ではスペインと対戦。一方、イングランドは18日の3位決定戦でフランス代表と対戦する。
【スコア】
イングランド代表 1-2 アルゼンチン代表
【得点者】
1-0 55分 アンソニー・ゴードン(イングランド代表)
1-1 85分 エンソ・フェルナンデス(アルゼンチン代表)
1-2 90+2分 ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン代表)
【ゴール動画】イングランドとアルゼンチンが激闘!