歴史的な“海のライバル” が最強のタッグへ! 欧州の老舗海軍国どうしが巨艦を一挙8隻も共同建造

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2026年7月7日、イギリスとオランダは新型揚陸艦8隻を共同建造する協定に署名しました。具体的な艦型は未発表ですが、公表されたスペックからはある“有力候補”の存在が浮かび上がってきます。

英蘭両国が4隻ずつ、合計8隻を建造

 イギリスとオランダは2026年7月7日、新型揚陸艦8隻を共同建造する協定に署名しました。両国がそれぞれ4隻を建造し、自国に配備します。

 この新型揚陸艦について、全長160m、排水量1万5000トンという概要が示されているのみで、具体的な艦型は明らかになっていませんが、その数値からオランダ・ダーメン社の「エンフォーサー15628」型が有力視されています。

 イギリス海軍はアルビオン級揚陸艦2隻が2025年3月に退役し、現在は補助艦隊に属するベイ級補助揚陸艦3隻や航空支援艦「アーガス」など、計4隻の水陸両用作戦艦を運用しています。オランダ海軍はドック型揚陸艦「ロッテルダム」、同改良型の「ヨハン・デ・ウィット」、統合支援艦「カレル・ドールマン」の計3隻を運用しています。

「ロッテルダム」の設計をベースにシリーズ化したものがエンフォーサー型であり、イギリスのベイ級はその準同型艦にあたります。エンフォーサー型の発展型が有力候補とされるのも納得ができます。

 英蘭は、NATO北方防衛(バルト海、北欧)を念頭に1973年に発足した「英蘭水陸両用部隊」のもとで、50年以上にわたり両国海兵隊の強力な協力体制を築いてきました。同一の揚陸艦を導入することで相互運用性がさらに向上し、より緊密で実効性のある防衛体制へと発展することが期待されています。