名古屋国道事務所が、国道23号(名四バイパス)「竜宮高架橋」の橋梁施設に亀裂などの異常が見つかったため、本線上下線の通行止め規制を行っています。渋滞がかなり深刻の模様です。
国道23号「竜宮高架橋」で新たな異常確認
名古屋国道事務所は2026年7月9日夜、国道23号(名四バイパス)「竜宮高架橋」の橋梁施設に亀裂などの異常が見つかったことから、本線上下線の通行止め規制を開始したと発表しました。
国道23号は愛知県豊橋市から名古屋市の臨港部を経由し、その後は伊勢湾沿いを走り、三重県伊勢市に向かう中京圏の大動脈です。2025年3月には豊橋市から豊明市までを結ぶ延長72.7kmの「名豊道路」が全線開通。国道1号バイパスの静岡県浜松市内から連続し、名古屋まで約100kmにわたる信号のない高規格道路が形成されました。
このうち今回上下線が通行止めとなったのは、名古屋市港区竜宮町に位置する竜宮高架橋(延長約1.0km)です。名古屋高速4号東海線の下をくぐりつつ、県道名古屋東港線が交わる竜宮町交差点を高架で通過する部分となっています。この区間もまた前後に信号がない連続する立体区間の途上に位置しています。
名古屋国道事務所は2026年7月3日、この竜宮高架橋の橋梁部に亀裂が見つかったことから、同日夕方より車線規制を行いつつ、調査と応急処置を実施。規制は7月7日15時にいったん解除となっていました。
しかし同事務所によると、その後行った近接橋梁の詳細調査により「複数の新たな異常が確認された」とのこと。異常は主桁や橋脚の亀裂などで、新たに10か所以上で異常が認められました。
名古屋国道事務所はこれを受け、7月9日の20時30分ごろから竜宮高架橋の本線を上下線とも通行止めとしました。今後は応急対策が完了次第、順次規制を解除していく予定です。
日本道路交通情報センター(JARTIC)の道路交通情報によると、7月10日11時50分頃の時点で、橋の前後は西行きで3.9km、東行きで2.3kmの激しい渋滞が発生しています。国道事務所は「通行止めに伴い周辺道路では渋滞が予想されますので、国道1号などを利用した広域迂回をご検討いただきますようお願いいたします」とドライバーへ呼びかけています。