FIFAワールドカップ2026・準々決勝が9日に行われ、フランス代表とモロッコ代表が対戦した。
今大会の優勝候補筆頭と目され、3大会連続の決勝進出を目指すフランスはここまで盤石の戦いを披露。グループIを3連勝で首位通過すると、決勝トーナメントではスウェーデン代表、パラグアイ代表を撃破している。対するモロッコはグループCを2勝1分で2位通過し、ラウンド32でオランダ代表をPK戦の末に撃破。続くラウンド16では開催国のカナダ代表に快勝し、2大会連続でベスト8に駒を進めた。両者は前回大会の準決勝でも対戦し、当時はフランスが勝利している。
フランスは開始早々にウスマン・デンベレの絶妙なクロスからダヨ・ウパメカノが際どいヘディングシュートを放つと、その後も主導権を握って試合を進める。25分には自陣でデジレ・ドゥエがアクラフ・ハキミからボールを奪ってカウンターを発動すると、左から仕掛けたキリアン・エンバペが倒されPKを獲得。しかし、コースを完全に読み切ったGKヤシン・ブヌがキャッチし、モロッコは絶体絶命のピンチを切り抜けた。
その後もドゥエやリュカ・ディニュが惜しいシュートを放ったフランスだが、GKブヌの牙城を崩すことはできず。一方のモロッコはハイドレーションブレイク明けからボール保持の時間を増やしたが、一本の枠内シュートも打てぬまま前半を終えた。
後半も立ち上がりから多くのチャンスを作っていたフランスは60分に先制に成功。敵陣内でしぶとくルーズボールを回収し続けると、ドゥエのパスを受けたエンバペがボックス手前やや左からゴール右隅に強烈なシュートを突き刺し、今大会トップに並ぶ8ゴール目を記録した。さらに6分後には中央をドリブルで持ち上がったデンベレが右足を振り抜くと、低く強烈なシュートがゴール右隅に吸い込まれ、リードを2点に広げる。
追いかけるモロッコは84分にアゼディン・ウナヒがこの日最初にして唯一の枠内シュートを放ったが得点ならず。試合は2-0で終了し、盤石の試合運びを見せたフランスがベスト4に駒を進めた。現地時間14日に行われる準決勝ではスペイン代表vsベルギー代表の勝者と対戦する。
【スコア】
フランス代表 2-0 モロッコ代表
【得点者】
1-0 60分 キリアン・エンバペ(フランス代表)
2-0 66分 ウスマン・デンベレ(フランス代表)
【ゴール動画】エンバペ&デンベレが巧みな一撃! フランスがモロッコに2発完勝