ガーナ代表を率いるカルロス・ケイロス監督が、同監督を退任することを表明した。
今年4月に約2年間に渡って指揮を執っていたオットー・アッド前監督の後任としてガーナ代表の指揮官に就任した現在73歳のケイロス監督。これにより、2010年の南アフリカ大会で母国ポルトガル代表を、2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会、2022年のカタール大会でイラン代表を率いたことに続いて、5大会連続でW杯で指揮を執ることになっていた。
FIFAワールドカップ2026・グループL初戦ではパナマ代表に1-0で勝利すると、第2節はイングランド代表と0-0のドロー。第3節はクロアチア代表に1-2で敗れたものの、グループ3位で決勝トーナメント進出を果たし、ラウンド32でコロンビア代表に0-1で敗れて敗退となっていた。
就任からわずか3カ月しか経っていないなか、W杯敗退が決まったことを受け、ケイロス監督は自身のインスタグラムを更新。ガーナ代表監督を退くことと共に、感謝を次のように綴っている。
「ガーナへ。サッカーは人生と同じように、私たちに時代を超えた一つの教訓を教えてくれる。それは、勝つか、学ぶかということだ。私は、私たちが成し遂げた成果に誇りを持つことと同時に、常にもっと上を目指したいと願う者特有の、前向きな渇望感を抱きながらこの旅を終える。より高いレベルに到達することは、決してゴールではない。それは、さらなる大きな野望の始まりに過ぎない」
「ブラックスターズ(ガーナ代表)の未来はピッチの上だけで築かれるものではない。チームの成功はピッチの外から始まる。ガーナが誇る並外れたサッカーの才能を育み、守り、最高の状態で準備に臨める環境を整えることこそが重要だ」
「会長、そして理事会へ。ガーナ代表チームに貢献する機会をもらったことを心から感謝している。この国とブラックスターズのために尽力できたことは、私にとって名誉であり、誇りだった。選手たち、そしてスタッフの皆へ。チームに対する皆の勇気、献身、そして揺るぎない情熱に深く感謝している」
「ファンの皆へ。スポーツとして完全に満足のいく結果を残せたとは言えない。しかし、私たちはガーナの誇りを胸に戦い、サッカー界の最高の大舞台において、ブラックスターズへの敬意と信頼を取り戻したと胸を張って言えると思う。ありがとう、ガーナ。旅はここから始まる。未来へ向かって」
【ハイライト動画】ガーナ代表はラウンド32で敗退