東北地方整備局が、2026年度の工事などの発注見通しを更新しました。発表された発注見通しには、東北中央道の一部を成す「真室川雄勝(まむろがわおがち)道路」のトンネル工事も含まれています。
山形-秋田をつなぐ「真室川雄勝道路」
東北地方整備局は2026年7月1日、本年度7月以降に実施する工事などの発注見通しを公表しました。発表された発注見通しには、東北中央道の一部を成す「真室川雄勝(まむろがわおがち)道路」のトンネル工事も含まれています。
東北中央道は、福島県相馬市から福島市・米沢市・山形市・新庄市などを経由して、秋田県横手市で秋田道に連結する高規格道路として計画されています。総延長は約268kmにおよびます。
真室川雄勝道路は東北中央道のうち、山形県の真室川町から秋田県との県境を越え、湯沢市内までを結ぶ7.2kmの区間です。JR奥羽本線の東をほぼ並行するようなルートで、JR及位駅の近くに及位(のぞき)IC、北端の国道13号(現道)との接続地点に上院内ICがそれぞれ設けられます。なお、IC名はいずれも仮称です。
今回、東北地方整備局が公表したのは、湯沢市内の山地を貫く(仮称)上院内トンネルの整備工事です。湯沢河川国道事務所が発注を行う予定で、トンネルの延長は1906m、工期は約46か月と想定されています。
真室川雄勝道路の前後では、南側区間の主寝坂(しゅねざか)道路(延長9.9km)、北側の院内道路(同3.0km)が開通済み。真室川雄勝道路が完成すれば、冬期を中心に頻発している雪崩や落雪、またそれらの予防作業による交通機能の低下を抑制し、雪に強い道路ネットワークが構築されると期待されています。