『FIFAワールドカップ2026』に出場していた日本代表の帰国会見が2日、東京都内で行われた。
この日の午後に帰国した日本代表を2大会連続で率い、グループステージ突破を果たした森保一監督に加え、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長と山本昌邦技術委員長兼ナショナルチームダイレクターが登壇。注目の集まる今後の監督人事について、宮本会長と森保監督が現状の考えを口にした。
一部報道では森保監督への続投要請が報じられるなか、会見に登壇した森保監督は「自分としてはもう悔しくて、残念な思いです」と率直な胸中を吐露。ブラジル戦の敗戦を受け、「采配でチームを勝利に導くことができたということも考えられる」と悔しさを滲ませつつ、今後については「これからは少し休んで、まずは大会の振り返りをしっかりとしなければいけない。いま決まっているのはそこまでです」と語るにとどめ、自身の進退についての具体的な明言は避けた。
9月以降にはインターナショナルウィークもあり、その先にはアジアカップが控えるなか、今後の焦点となる監督人事について宮本会長は、「監督を決める手順というのは決まっています」とした上で、「強化部であったり、技術委員会で(大会を)振り返り総括をした中での評価」を経て、最終的に理事会で決議されるという正式な手順を説明。そのため「その手順を踏まないで答えることはできない」との考えを強調した。
しかし、今大会の戦いぶりに関しては「日本の力をしっかりと発揮してくれたというところはあった」と一定の成果を認め、その一方で「勝ち切れなかったのも事実ですし、育成であったり強化であったり、人材の発掘であったりというものをやっていかなければいけない」と今後の課題も挙げた。
激闘を終えた日本代表の次期監督人事は、これから行われる技術委員会などの詳細な総括を経て本格化する見通しだ。森保体制の続投か、あるいは新たな指揮官へのバトンタッチか。次なる戦いを見据え、JFAが下す決断に注目が集まる。