「AI格差」拡大に警鐘=国連専門家パネルが報告書

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 【ニューヨーク時事】国連の人工知能(AI)に関する独立専門家パネルは1日、初の報告書を発表し、米中をはじめとする一部の国にAI関連技術が集中し、多くの国が不利になることへの懸念を表明した。パネルのベンジオ共同議長(カナダ・モントリオール大教授)は1日の記者会見で、「(AI技術における)『持てる者』と『持たざる者』の格差はさらに拡大する可能性が高い」と警鐘を鳴らした。
 報告書は、主要なAIモデルのほぼ全てが米中の企業によって開発され、「ほとんどの国は(自ら)つくったり検証したりできない技術に依存している」と指摘。「急速に向上する(AIの)能力に有効なリスク管理手法が追い付かなければ、壊滅的な結果をもたらす可能性がある」と訴えた。また、「(技術を独占する国による)権威主義的な掌握」につながる恐れがあるとの見方も示した。